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上河内毛糸店談義 (2/2) :「みやじま・町家通り西詰界隈」

070502a

 前回記事の終わりに、「みやじまのいろまち」についての話題展開過程のスタート時点で中断している。
 上記添付画像は、上河内毛糸店の店内の様子を切り取ったものです。とくとご覧頂きたい。 おおよそ中年男性の欲する商品らしきものは、只の一点もない。 しかし、話題展開の『鍵』は、この小物の中に隠されていいる。

 さて、
 上河内毛糸店さんには、都合3回ほど立ち寄らせていただいたこと、すでに述べた。
 1度目は、廿日市市役所宮島支所付近から南北に通じるトンネルを南に向って出てから直に西方向の右手に曲がったところ、町家通りの西詰の最初の「第7回みやじま雛めぐり」私設会場になる商家であるから、ついふらりとお店に入ってしまった。 この時、女主人の上河内さんとは、一言も口をきいていなかった。
 2度目は、たまたま中学高校時代の同期生3名と「雛めぐり」散策中に立ち寄った。 もちろん男性ばかりである。 この時は、店を覗くやいなや、女主人さまから我々男性の小団体に向けて「お声」をかけていただいた。
 かくして3度目は、不肖トーマス単独にて、再度「ご挨拶と御礼」にお伺いしたのです。

 問題の「話題」は、2度目にお伺いした時の事なのです。

 同期生の中、口を開いて喋れば大きな声を出し半径150メーターにも響き渡る『天外無為』なる人物(N君)あり。 また彼と同行している限り、飲み会の場所であろうとそれ以外の公共の場であろうと電車の中だろうと、5分間隔で笑いは途切れず噴出してしまう位に周囲の人間を愉快にさせる人物は、N君なり。 N君と同行する限り、笑いは絶えない。 かくして、トンネルを通っている頃から「彼の話し声」が「上河内毛糸店」の女主人に聞こえていたに違いない。 トンネルを出て右に曲がるやいなや、上河内毛糸店の店先に到達する。

070502c 「今日は特別に、皆様によいものをお見せしましょう・・・」
 と、おっしゃる。  
 N君を先頭に、我々は店に入った。
 (最初の添付画像の)商品展示棚の上の引き出しから、おもむろに桐の箱を取出された。 箱の中には、何やら大切そうに紙に包まれた小物は全部で6ヶ入っており、大切そうに包まれた紙をおもむろに開かれる。 そして我々3名の中年男性にかくなる珍品を「吟味」するよう勧めめられる。 当然ながら、先頭を切ってN君から目利き始める。 観た瞬間、N君は大笑いを始めた。
 挙句の果て、お店の主人に
「是非、これを売ってほしい。おいくらですか?」
                           と、来た。
 「いえ、これは商売ものではありません」
 「・・・!?」
 「特別な時に特別な殿方に対し『只お見せするだけ』のものです。これは昔から我家に伝わるものなのですから・・・」
 見せて頂いたものは、ぐい飲み風若干大き目の「お猪口(ちょこ)」であった。 お猪口すなわち盃(さかずき)の底には浮世絵風の『各種春画』を描かれた「特殊なおちょこ」であり、たぶん江戸期に造られたものであろう。と、推察する、、、。
 同級生仲間内の「いろまち・色道」について、すでに達観の範疇か。 お互い大いに気炎を上げたと思いきや、お店を出た後にはさほど猥談雑談等の話題花開かず、、、。 おおよそ「その道」は、すでに互いに卒業乃至中退し、現在に至るものと看る。

 そして私一人、3度目にお伺いした時、この「お猪口」の底の絵の撮影をお願いしてみようかと思った。 しかし、「お願いの儀」に及ぶことなく、ついふらりと通りかかったとお伝えし「ご挨拶のみ」に留まり、只ひたすら前回のお礼を申上げた次第、、、。

 古今東西且つ神代(kamiyo)の昔から、大衆文化の中に「いろまち」と総称する場所は必ずや存在する。
 みやじまの歴史の中、神社仏閣のあるところ、必ず宿場街として栄えてきたはず。 あの平清盛をして「着目」していた厳島神社をひかえたみやじまは、中世より瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えた歴史を踏まえ、今日あるはず、、、。 
 「神社」の存在、
 「海上交通の宿場街」の存在、
とくれば、
 必ずや、「酒と女と博打(bakuchi)」? いわゆる「飲む」・「賭つ(utu)」・「買う」の『三点セット』!在ったはず、、、。

 「このありは、みやじまのいろまちのあったばしょなのです・・・」

 昔は、
 今もそうですが、みやじま神社の御参りは「男性ばかりの団体」にて徒党を組んで宿泊掛けお参りする「習慣」、且つ「言い伝え」になった。と、、、。 だから女性同伴は、
 「みやじまの神様がやきもちを焼くから、女性同伴しない方が宜しい・・・」
等と云う「伝統的格言」を、その昔に聞いたこと思い出したのでありますけれど、まさに、上河内の女主人殿からお聞きした「民衆伝承文化史的」内容と、ぴったりと、一致したのであります。

 そう、街並みの雰囲気は、どうやら「いろまちち」の風情を色濃く残した由緒ある「町家西詰界隈」なのでした、、、。
  
 かくして宮島探訪はおもしろく、ますます好奇心高揚し未知の分野満載なる「研究対象」となっていくのであります・・・


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 <・完・・>


 (投稿:執事のトーマス)


 (第一回掲載記事は、こちらから入れます・・)

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