上河内毛糸店 (1/2) :レヴュー「第7回みやじま雛めぐり」

 今年もゴールデンウイークに突入した。

 多くの日本人は「Golden Week 海外旅行」に「国内旅行」に「帰省」に勤しんでおられる。 年に数回存在する「日本民族大移動」の真っ只中でしょう。

 そんな時大慌、すでに賞味期限の終わった桜のお話以前の完全賞味期限切れのレヴュー記事「第7回みやじま雛めぐり」を書いている!? そんな季節感覚皆無の暇人は何処におわしますか? すべからく季節を意識して拘り続けて来た日本人的感性から逸脱してしまった輩もいますです。 誰なのか? なにを隠そう!不肖トーマスなのであります。

 ゴールデンウイーク始まったばかりの本日4月の末、お暇な読者はカフェマガジン旅遊亭にお寛ぎいただきながら、「季節外れの記事」と「画像」を、心行くまでお楽しみいただきたいのです・・・
(その実、今年の暇めぐり、否「みやじま雛めぐり」のご報告は、4月中旬までに済ませてしまおうと思っていたにもかかわらず、ぐずぐずしていて、未だに終わっていないのです。もう数回で終わりますけれど・・・)

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 前置きはこのくらいにして、本日本論へ!

<添付画像-1>:宮島の「町家通り西詰」界隈から西方を眺める、、
070430a

 宮島表参道商店街の南側の山手に沿って、参道と同じく東西に延びる一筋の旧道あり。 これを「町家通り」と称すること、すでに何度かお話した。 宮島港桟橋方面から表参道を西に向かうと、厳島神社に辿り着く。 同じく、町家通りを西に向かうと「五重塔」の小山にぶつかり、そこは町家通りの西の終点とも云える「T字型」の三叉路となる。 進行方向右手に折れると表参道の西端と合流し、左に折れると直ちに「隧道(トンネル)」をくぐり、廿日市市役所宮島支所に突き当たるけれど、その手前を右(西方向)に曲がると厳島神社の裏手の通りに繋がっていく。

 あらためて、<添付画像ー1>に目を写して頂きたい、、、。 静かな佇まいの「町家通り」の終点付近の街並みと、鮮やかな朱色の五重塔の取り合わせは、いかにも宮島風なのか、、、。 そして、進行方向左手の角っこ(kadokko)に、「上河内毛糸店」あり、、、。

<サムネイル添付画像-2>:上河内毛糸店(クリック頂ければ画像拡大できます)
070430c

 上の画像の左端には、紛れもなく「雛めぐり」の幟たてられているから、これが私設の雛めぐり会場の旗印である。

 そう、町家風旧民家である。

<サムネイル画像-3>:「第7回みやじま雛めぐり」案内地図
070430d

 この街家通りこの場所は、「みやじま雛めぐり」開催期間中に何度も行き交ったので、いくら方向音痴のトーマスといえども記憶あらたか、、、。

 すでにに記事に取り上げている「酒と器 久保田」さん、ならびに大好きな茶房のある「ぎゃらりい宮郷」さん、赤鉛筆でマークしているからご確認いただきたい、、、。

 かくして「上河内毛糸店」には、都合、3回立ち寄ったのです。


<添付画像-4>:私設会場「上河内毛糸店」のお雛さま。
070430b

 とくとご覧頂きたい!

 なんと、フルセット揃って残されている昭和(初期?)の立派なお雛さまである、、、。 聴けば、上河内毛糸店・女将の嫁いで来られた時に、女将さんの実家から嫁入り道具の一つとしてお持ちになったもの。 そのあと、お嬢様に譲られたもの。 そのお嬢様は成人され今は東京にお住まいとのこと。 だから展示されている「お雛さま」は、お嬢様のものであるとのこと。

 日本文化伝統に不案内な不肖トーマスは、さらにお尋ねした。

 「どうしてお嬢様は嫁がれた先、つまり、東京に持ってお行きにならないのですか?・・・」

 この愚問のお答えを、女将さんから頂いた・・・ 

 つまり、
 宮島の民家の嗜好風習として、お雛さまは「実家」に置いたままにして嫁入りするのである。 だから宮島には、こうして古いお雛さまの多く残っている「独特なる地域」なのである、と、、、。

 『第7回・みやじま雛めぐり』開催期間中に3回お邪魔した。 そのなか2回にも亘り、上河内毛糸店の女将さんとは、親しくお話しさせて頂く、、、。

 お雛さまの話以外にも宮島的「町家地域」の風俗史に至る。 つまりこの界隈は、昔の宮島の「いろまち」の入り口であった。と、聴いた。 イロマチなるもの、すでに不肖トーマスの時代には「消滅」した実態なれど、風俗史や地域の庶民文化を語るには、どうしても避けて通れない切り口なのです。

 次回、上河内女将により口頭伝承下さった「ご高説」、次回にご披露いたします。 ご期待下さい・・・


 (投稿:執事のトーマス)


            <・続く・・


   
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Comment

[48] >刀舟さん・・

コメントありがとうございます。
宮島のこと、郷里広島にこと、日本の伝統文化、諸々、
わたしこそ、知らないことだらけです。
だから人生おもしろい・・・

[47]

>宮島の民家の嗜好風習として、お雛さまは「実家」に置いたままにして嫁入りするのである。

そういった風習の地域もあるのですね。
勉強になりました。
やっぱり日本のことでも知らないことばかりです…

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