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広島市郷土資料館のこと - 連載(第3回・最終回)

 「中身が無いぜ、無さ過ぎる。こんなボンクラ資料館に用事はない、二度と来るものか!」
 と、
 無音の『捨てゼリフ』をつぶやきつつ、イザ、館を後にしようと思いきや、お一人で資料館の入館受付を担っておられるうら若き女子職員度に敬意を表したく、恥ずかしきことに身体障害者手帳提示により無料入館した吾輩は、このまま無賃見学の後に素手(てぶら)で帰りたくなく、あてもなく全くお客のいない小さな売店を物色する。みやげ物として平成15年に広島市が発刊した『近代の「兵食」と宇品陸軍糧秣支廠』というタイトルの書籍を購入。 女子職員殿には間違いなくお喜び頂けたに違いない。と自己満足する。

       20121012cc(書籍:近代の「兵食」と宇品陸軍糧秣支廠)
 * これは広島市の刊行物です。広島の郷土史を語る上で立派な一冊です。通読しつつ真面目に感想文を書いてみたくなりました。あらためて(短い)記事にします。

 「うむ!これだ、知りたいことが(とりあえず)書いてある(だろう)。資料館で観たかった(みたくても展示されていないからみれなかった)資料写真がある。これには旧日本陸軍の歴史の片鱗が書かれているか!?」
 と、大喜びして持ち帰り、その日のうちに通読した。
 素晴らしい資料集だ。
 いろいろ分った。
 すなわち、この赤レンガ造りのレトロハウスは、明治30年から昭和20年までの現役時代は旧日本帝国陸軍軍人の『食』をまかなった昔のお役所址にて、正式名称こと『宇品陸軍糧秣支廠』(うじなりくぐんりょうまつししょう)なのだ。原爆ドーム(現在世界文化遺産登録構築物となっている)に優るとも劣らない、広島に現存する歴史建造物なのだ。 
 さて、しかし、
 「なぜ?原爆投下以前(すなわち昭和20年以前)の広島の歴史を隠そうとするか?」と吾輩(エセ男爵)は無性に腹立たしくなった。
 何故か、
 この広島市資料館には江戸後期より明治大正時代から昭和時代にかけて活躍した人々の汗と油の入り混じった、人と文化の匂いが立ち込めてくる、そんな躍動感の溢れる郷土の歴史があるはずなのに、それらは肌に感じられず、心に響かず脳裏に映らず、何も見えてこない。
 これではまずい。
 郷里広島の、語り伝えるべき古き良きものが、まるで何も無い。
 昭和20年8月以前の、活き活きとしていた(はずの)広島郷土史は、平和都市ヒロシマの名のもとに、わけのわからぬ大義のもとに、その歴史が消し去られようとしていることを直感します。
 そう、我々普通の日本人が、普通の歴史の事実を普通に語り、書き留めておかねばならないのだ。と痛烈に思います。 明治以降から昭和の敗戦までの『いわゆる近代日本史』において、我々日本人の庶民の文化と普通の歴史は永遠に埋没し、本来の普通の『日本の歴史』から消し去られ、人々の記憶から忘れられてしまうに違いありません。 

 そうだ! 思い出した。
 たしか広島城の展示場には江戸後期の浅野家と明治維新の時代に関連した昔の写真画像や絵画及び文章などの郷土資料展示があったはず。 あらためて、今年中に、広島城へ出向いてみたくなりました。 

  (投稿:エセ男爵/トーマス青木)


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ps: そうそう、広島市郷土資料館の一角に「小さな図書館」があります。貸し出しはしていないけれど、閲覧は可能です。 思い出しました。 また行きたくなり(この図書館の蔵書を閲覧したくなり)ました。 どうやら全国の「郷土史資料」をメインに収集されているようです。 「二度と行く価値がない資料館だ!」と思っていたのですが思い直して、必ずまた、近々の内に訪館します。

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まとめ【広島市郷土資料館のこ】

 「中身が無いぜ、無さ過ぎる。こんなボンクラ資料館に用事はない、二度と来るものか!」 と、 無音の

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