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本の印税について(ガリヴァーの森;駆け込み寺 No.76より)

 物書きを志している方ならだれでも気になる「印税」のこと。 昨日公開のメールマガジンより以下、抜粋しておきます。 またまた「リトルガリヴァー社」に無断で転載。 今やWeb小説の時代、印税システムはどうなるのか? 日本の書籍流通システムは、(より良い方向に)変化を遂げられるかどうか。
 ともあれ、自分の本を出したい人、出版に興味をお持ちの読者諸兄姉、必見のコラムです!
           
                 (旅遊亭編集部)

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 駆け込み寺 (76) ◇◆
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 今回のテーマは、「印税」に関して。
 書籍のばあいは売価の7~10%のあいだで設定されている。であるから、この利率に「売れた冊数」を掛けると印税額は出ると単純に思う。わたしも数年前までそう思っていた。
 村上春樹の小説が300万部出た。まるまる売れたら、印税は6億かなんて、下世話な考えがわいてくる。ところが、書籍流通の複雑さ、市場での滞留期間、POSでカウントされた書籍の実態、書店単位の対応の違いなど、あらゆる要因が「複雑さ」に拍車をかけているのだ。しかも、出版社は流通下のデータを知りうる立場にない。出版社は、なにをデータとして持っているのか。基本は委託制度にのっかり、取次の委託注文に応えて、書籍を搬入する。この搬入の総数がまずデータとしてある。他方、取次は定期的に「返本」する。そのデータも蓄積される。委託後の流通は、「書店からの注文」に応じる。月にして、3、4回は配送センターに送り続けている。このデータも蓄積されている。で、これがデータのすべてだと書くと、笑われてしまうかもしれない。
 著者にすれば、書籍の流通にかかわるデータをすべて把握していて、たとえば、紀伊国屋書店では、ジュンク堂ではいくら本が売れているのか分かっているだろうと思っている。が、流通配下のことはまったく分からない。たとえば、新刊の配本に関して、トーハン系列、ニッパン系列、大阪屋系列の全国書店のどこに配本されたのか、そのリストも明細も知らされない。取次の専権事項のようである。であるから、著者から、「あの書店にありますか」と聞かれて、「たぶんある」ぐらいの返事しかできないのである。
 以上のような環境下で、まず、出版社のレベルから、どうやって「印税」の割り出しをするかである。単純計算を先に示すと、「総委託数」マイナス「総返本数」イコール「販売数」となる。ただし、これが一定期間の累計であるから、いずれの項目も最低6ヵ月は「累計」しなければならないが、この計算がややこしい。
 しかし、やらなければならない。
 で、この数字を正確に転記し、「販売数」を見ると、妙な数字が出る。それって、なんで、という話は次回に。

▼関連サイト「四天王寺小説道場」
http://blogs.yahoo.co.jp/tontoniboy


    -------------<以上、昨日記事より切抜き、終り>---------------

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