作家志望者必読のメルマガ!;『ガリヴァーの森』…

 日々送られてくる数あるメールマガジン(メルマガ)のうち、毎週一回必ず目を通すモノあり。 それは「リトルガリヴァー社」(出版社)からのメルマガです。
 中でも、
  A.時世を小気味よく切りさばく『市源小次郎の岡目八目』
  B.トーマス青木の連載小説『黄昏のPozsonyi utca』
  C.作家志望者必読の『駆け込み寺』
 以上3つのコラム、毎週目を通すのが楽しみです。 本日送られてきたメルマガにつき、発刊者に無断でコピペし、上述内容をご紹介いたしたく思います。
 さっそく問題あり?
 基本的には転載禁止のこと、理解しています。
 問題は、原稿書いた作者の文章を横取りすることなのであり、それは、出所(著作名)等明らかにしさえすれば解決する問題と考えます。 作家にとって喜ばしいのは、可能な限り多くの人々に読んで頂ける状態になることでしょう。 コピペを嫌悪する最大の理由は、他者の作品を限りなく横取りすることでしょう。 ならば、下手に部分切取せずに、あっさりメルマガ掲載されている全文章をきっちり転載してしまえばどうでしょう?
てなことでメルマガ全部を移し込み、『広告的!に告知?』しました。
 今週は特に、駆け込み寺が面白い。(メルマガの終盤80%あたりか? Pozsonyi ut.と共に、該当個所をゴシック反転しています)
 「出版社」と「書籍流通」と「電子本」のことが話題になっているから面白い。 是非ご一読を!……
(旅遊亭・編集部)
       
          090619az
                お願いますよ! ワンクリック! 一押しを・・

  
   ************************************************

             (以下、メルマガより転載です。引き続いてお開き下さい!……)
+ガリヴァーの森      第76号 (2010/6/24)
                  総合出版 リトル・ガリヴァー社
       http://www.l-gulliver.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇Contents◇◆==================================================

●社長・富樫庸よりご挨拶
●市源小次郎の岡目八目
●Web連載 更新のお知らせ
●駆け込み寺 (76)
●今週のおすすめ 新刊案内
●編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 社長・富樫庸よりご挨拶 ◇◆
------------------------------------------------------------------

こんにちは、社長の富樫です。
惑星探査機「はやぶさ」の帰還で、宇宙の誕生の解明と期待されたが、中身は空っぽの可能性が出てきた。期待させた分、落胆の気持ちも大きい。
ほかに落胆はあったね。サッカーで。もっとも世界レベルは思っている以上のものであると、放映を見ていて感じた。
ほかに、相撲の野球賭博問題。根が深い問題で、八百長など取り上げられていたのは氷山の一角だった気もするが、規律委員がちゃんと機能しているのか怪しいもんだ。叩けば出てくる、悪習(悪臭)というほこり。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 市源小次郎の岡目八目 ◇◆
------------------------------------------------------------------

先週は目から鱗の週末だった。
一つは、点を取られなければ負けないスポーツがあることを知ったことだ。

その典型はワールド・サッカー、オランダ戦の前半だ。
ボール・キープ率は30%対70%だったが、日本には負ける気配はなかった。
野球人間である私は、どれだけ守りが堅いチームでも攻撃力がないチームは、絶対に勝つことはないと信じてきたが、最少得点で試合が決まるスポーツであるサッカーでは、99%攻めに攻められても、たった1度あるチャンス、ゴール前のフリー状態をものにすれば、勝つことができるのだ。
カメルーン戦の本田、オランダのスナイデル、どちらも90分の間に生まれた一瞬の隙をものにした結果だった。
最少得点で決まるスポーツであるが故に意外性があり、意外性がある故に熱くなるというファンの気持ちが理解できたような気がした。

それにしても、オランダはラッキーだった。
投げた本人もどう曲がるかわからないというナックル・ボール状なった大会公式球「ジャブラニ」の微妙な変化がなければ、あのゴールはなく、「サッカーには、こういう事がたまに起きる」・・・1996年のアトランタ五輪で日本に負けたときのブラジル選手の言葉・・・を、日本は再現するところだった。

もう一つはゴルフの第110回USAオープンだ。
優勝者、北アイルランドのマックドーウェルのスコアがイーブン・パーだったことで分かるように、どれだけ多くのバーディーを取るかという「攻めのゲーム」だと思っていたゴルフは、コースの設定次第で、ボギーをどれだけ少なくするかという「守りのゲーム」に化けてしまうということだ。

アメリカのテレビ局であるが故に、お目当ての遼くんはちょっぴりで、タイガー、ミケルソン、そして、今年が最後のオープンになるという60歳のトム・ワトソンが中心だったのは残念だったし、2位発進の遼くんが、最後には33位にまで後退したのは、もっと残念だったが、ゴルフの別な一面を見させてもらった。

ともあれ、日本のサッカー・チームは、1968年の高地・メキシコ五輪では、直前の国際試合では連戦連敗だったが、初戦でナイジェリアを破り好発進したことで勢いにのり、予選を突破し、3位決定戦でメキシコを破り銅メダルを獲得した。
今回は、直前の国際試合で連戦連敗、緒戦勝利、高地での試合という条件は同じだ。予選を突破すれば、歴史は繰り返されるかもしれない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ Web連載 更新のお知らせ ◇◆
------------------------------------------------------------------

Webで触れる文学・(次回の更新日は7月1日)
http://www.l-gulliver.com/webseries/index.html

●最新ニュース●
7月1日、「立ち読み」第4弾を追加リンクします。
リストは以下の通り。
斎藤由香「由香ちゃん、笑顔ありがとう」
 注・全頁のダウンロードサービスで、ミス。電子化された書籍が「逆順」設定でした。
正規の改訂版をのちほどアップします。ご容赦下さい。
http://www.l-gulliver.com/yuka2.pdf

さきあけみ「世界一のせんたく屋」
石黒敏明「米国留学紀行」
斎藤造酒雄「英語教師40年の足跡」
畑島喜久生「保育の心を求めて2」
秋月夕香 SF童話「助けて!! マルタ星」
畑島喜久生「いま日本の教育を考える1」*
ジョージ土井「車椅子のジョージ」
尾関康之「あれがパブの灯だ!!」
玉木文憲「父からの伝言」
*日本図書館協会選定図書
注・旧データにつき、読みづらい点もあろうかと思いますが、ご容赦下さい。
引き続き、「パンデミック追跡者」第2巻、第3巻について、有料ダウンロードも計画しています。具体化しましたら、お知らせします。
世の中、電子書籍の話題でいっぱいですので、なにかアイデアを頂戴できれば、可能なかぎり実現させます。どうぞ、忌憚のないご意見をお願いします。

------------------------------------------------------------------

●次回より、松本昇「死者のパートナー」を連載開始します。

・著者プロフィール
1950年7月生まれ、東京都出身
都立井草高等学校卒業後、電機会社工員、地方公務員の職を経て、
デザイン専門学校に入学。
卒業後はグラフィックデザイナーとして、デザイン会社に勤務し、その後独立。
現在は松本昇デザイン室を主宰。

------------------------------------------------------------------

●柴崎昭雄『たんぽぽ家族』(連載1回目・今回はお休み)
漁師の家に生まれた兄と弟。しかし、18歳を迎えた弟昭雄には悪夢が待っていた。それからずいぶんと時間がたつ。晩年、病に倒れた父は病死した。
家族の絆と、その血流に新しい記憶と息吹を求めて、家族のことを書き下ろした。

・著者プロフィール
1965年5月15日、青森県に生まれる。
1983年の交通事故による頚髄損傷(両上下肢機能全廃)
以来、車椅子の生活。
1990年頃、ラジオ川柳番組をきっかけに本格的に川柳を始める。
1995年、第一句集「木馬館」出版
1999年、第十七回川柳Z賞大賞受賞
2004年、第二句集「少年地図」出版
2007年、信毎ホームページ大賞ブログ部門優秀賞受賞
現代川柳「新思潮」正会員。詩誌「胴乱」所属。
1994年、第22回青森県文芸新人賞受賞
1996年、東奥日報社主催第24回青森県詩祭第一位
新詩集「てのひらの月」7月刊行決定!!

既刊「ゼロの握手」(2008.10発売)

▼インタビューページはこちら
http://www.l-gulliver.com/interview/11shibasaki.html

------------------------------------------------------------------

●篠永哲一(しのながてついち) 『おしゃべりな洋服職人』(連載5回目)

四国の名エッセイスト篠永さんが登場。絶妙な語り口とさりげない表現に著者の感性が光る。新連載は、書き下ろし。

・著者プロフィール
1941年3月、愛媛県四国中央市生まれ
香川県高松市在、洋服職人
ずいひつ「遍路宿」の会会長、香川県詩人協会会員
第25回菊池寛賞受賞
主な著書
詩集「句読点」「ふるさと」「地中の法廷」「にて」
エッセイ「長太郎洋服人生」「洋服職人長太郎」(いずれもリトル・ガリヴァー社刊)
当月末、著者インタビュー(24人目)掲載の予定です。

------------------------------------------------------------------

●都環咲耶子(とわさくやこ) 『片翼のイリス』(連載5回目)

本作品は、イスラエルの紛争地域で被弾し、片目となった日本人の軍人と、治療にあたった日本人医師の好意で、日本の家に居候することになった被害者と、その医師の医師を目指す高校生の息子との奇妙な関係が広がる。

・著者プロフィール
1960年、東京都新宿区生まれ
高等学校卒業後、山野美容学校を終えて美容師となる。
現在は主婦。

------------------------------------------------------------------

●国沢裕(くにざわゆう)『光と闇のゲノム』(連載7回目)

舞台はある高校の学園生活。生まれつき「在らざるモノが視える」体質の主人公比奈子と、ひとつ年上の姉多佳子のあいだに起こる高校生たちの行方不明事件。ふたりは事件の解決に動くが、校内では違法の「キメラ」実験が秘密裏に行われていた。それを目撃した者が拉致されている。「命の尊厳」「生命倫理」がテーマのひとつともなる、兄弟姉妹の確執と和解がキーポイントになる。

・著者プロフィール
兵庫県神戸市出身。
武庫川女子大学文学部教育学科初等教育専攻人間関係コース卒業。
日本心理学会認定心理士・レクリエーション指導者資格有。

------------------------------------------------------------------

●トーマス青木『黄昏のポジョニ・ウッチャ2』(連載9回目)

東欧ハンガリーの首都ブダペストを舞台にした異色の日記風小説。
元旅行会社の営業マンだった中年日本人は退職後、新天地を求めて東欧に飛ぶ。そこでかれが手に染めたのは外国芸能人斡旋業だった。東欧という新しいメート を開発し、斬新なプランを打ち立てた。見知らぬ国での人との出会い、そして芸能関係者との悲喜こもごもが織りなす人生の表と裏が独創的タッチで綴られる。
第一巻では、ブダペストで始まる新たな生活と出会いの序章。
第二巻では、第八章「ブタペストの夏休み」から再スタート。
現在、連載は第十一章「ブタペストのゴリラ」が開始した。

・著者プロフィール
昭和42年、広島商科大学(現・修道大学)商学部卒業。
昭和42〜61年、日本通運株式会社航空事業部所属海外旅行担当として活躍。
昭和61年、上記企業中途退社の後、海外放浪自由人となり現在に至る。
平成2〜平成9年、ハンガリーのブダペストに拠点を持ち、旅行業関連サービス業のコンサルタントビジネスに従事。
平成10〜14年、インドネシア東ジャワ州及びバリ州に活動拠点を移し、大学自治活動と観光産業育成の指導にあたる。
平成15年より現在まで、日本に拠点を移し執筆活動に入る。

既刊『黄昏のポジョニ・ウッチャ1』(2007.12発売)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/02aoki.html


------------------------------------------------------------------

●喜多圭介『八雲立つ』(連載9回目)

山陰地方出雲を舞台に、文学を志す主人公孝夫の、家族や一族への思いを語り、他方で捨てきれない文学への思いを綴る。「家計に余裕がないのは孝夫が文学を優先して、予備校講師としては中途半端な稼ぎしかなかったためである。作家となって身を立てる、このことにも迷いがあった。」と書く。

既刊「断崖に立つ女」(2008.7発売)

・著者プロフィール
1942年生まれ〜2009年2月没 愛媛県出身
慶應義塾文学部(通信教育課程)卒、学習塾経営
大阪文学学校卒後、芥川賞候補作家鄭承博氏らと同人誌活動。

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/05kita.html

------------------------------------------------------------------

●大山真善美(ますみ) 詩集『自転車操業』(連載9回目・前回お休み)

元教師からの華麗なる(?)転身のすえ、現在は整体師や占いなどの稼業に。
マルチな才能を発揮する詩人であり、エッセイスト。
詩編は、現在から過去の、元夫などとの、微妙な対話を引き出している。

・著者プロフィール
1961年、山口県阿武郡むつみ村に生まれる
1984年、上智大学外国学部英語学科卒業、中学校教師になる
2004年、国民文化祭やまがた入選
岡山大学大学院教育学部終了 快福屋開催
2008年、快福屋を法人化する

主な著書
「教師になったら読む本」詩集「シンデレラの離婚」「試験に合格する本」
「離婚時代」
その他
国民文化祭やまぐち「第21回国民文化祭実行委員会会長賞」受賞(朗読部門)
国民文化祭とくしま「徳島県詩人協会会長賞」受賞
「学校の裏側」出版 広島県民文化祭「実行委員会会長賞」受賞
「学校の裏側」中国新聞連載
原爆詩一八一人集の翻訳に参加
詩誌「火皿」参加

既刊詩集『恋は一億分の一の奇跡』(2009.6発売)

▼ インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/12ooyama.html

------------------------------------------------------------------

●大沼美穂『斎理幻夜(さいりげんや)』(完結)

宮城県丸森に「斎理屋敷」という観光名所があり、丸森は昔の町並みがとても風情があり、そこを舞台にした物語。学生時代の旧友の再会から、愛憎劇が始まる。「出張ホスト」という顔を持つ男のこころの屈折と、愛の悲劇。

・著者プロフィール
昭和32年、宮城県生まれ。宮城学院女子短期大学卒業。
著書:KKベストセラーズ「おもわず涙がこぼれる22の結婚式物語」に「逝く父に見守られて」を掲載。それが小説を書くきっかけとなる。
現在、インターネット小説サイトにて作品を発表し創作活動を続けている。

クリエーター応援サイト「for writer」にて、「爆笑。女の人生」を掲載。
人気ランキングで現在連続第一位を獲得。
「斎理幻夜」の市販図書、決定。

既刊「時空の旅人たち」(2009.7発売)

▼インタビューページはこちら 

http://www.l-gulliver.com/interview/19oonuma.html

------------------------------------------------------------------

●喜多圭介『淀川河川敷』(完結)

淀川近くに貧しく暮らす母と息子。母はダンサーでいつも帰りが遅い。わびしく待つ息子の、残酷な夢と現実が交錯し、著者のリアルで克明な筆致が光る。
本作品は、喜多氏の初期の作品。


------------------------------------------------------------------

●木村司『夢のつづき』(完結)


・著者プロフィール
1975年、神戸に生まれる。
高校卒業後は、フリーター、競馬場勤務などを経て、2005年に気象予報士試験に合格。
現在は、気象会社に勤める傍らで執筆活動を行う。

既刊「馬蹄の下から」(2009.2発売)

▼インタビューページはこちら 

http://www.l-gulliver.com/interview/14kimura.html


------------------------------------------------------------------

●柴崎昭雄『歩く速さで』(完結)

・著者プロフィール
1965年5月、青森県に生まれる。
1983年、交通事故による頚髄損傷(両上下肢機能全廃)
以来、車椅子の生活。

------------------------------------------------------------------

●山田将一『現代詩』(完結)

今年から連載させて頂くボクの現代詩は、大きな意味で「愛」をテーマにした詩を綴っていく予定です。
毎月、5篇(このぐらいが読みやすく適度だと思います)の詩を季節や時節に併せて、いまに感じたことを書いていきたい。

・著者プロフィール
1963年、大阪に生まれる。
美術家。美術デザイナー。
詩人であり、楽曲としての作詞も手がける。


------------------------------------------------------------------

●立川鈴『透明時間』(完結)

・著者プロフィール
1983年、鹿児島県生まれ。
19歳の時に詩を書き出す。
現在も継続して詩に触れる日常を送る。


------------------------------------------------------------------

●支刈誠也『こちら人間局、日本部、東京担当』(完結)

・著者プロフィール
1944年、新潟県長岡市生まれ。
東京大学農学部農芸化学科卒業後、鐘淵化学に就職。
在、ゴールドコースト。

既刊「黄色い花の咲く丘」(2007.5)
「品格のすすめ」(2009.1)
「ヤマシタ・コード」(2009.4)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/03shikari.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 駆け込み寺 (76) ◇◆
------------------------------------------------------------------

今回のテーマは、「印税」に関して。書籍のばあいは売価の7〜10%のあいだで設定されている。であるから、この利率に「売れた冊数」を掛けると印税額は出ると単純に思う。わたしも数年前までそう思っていた。
村上春樹の小説が300万部出た。まるまる売れたら、印税は6億かなんて、下世話な考えがわいてくる。
ところが、書籍流通の複雑さ、市場での滞留期間、POSでカウントされた書籍の実態、書店単位の対応の違いなど、あらゆる要因が「複雑さ」に拍車をかけているのだ。しかも、出版社は流通下のデータを知るうる立場にない。出版社は、なにをデータとして持っているのか。基本は委託制度にのっかり、取次の委託注文に応えて、書籍を搬入する。この搬入の総数がまずデータとしてある。
他方、取次は定期的に「返本」する。そのデータも蓄積される。委託後の流通は、「書店からの注文」に応じる。月にして、3、4回は配送センターに送り続けている。このデータも蓄積されている。で、これがデータのすべてだと書くと、笑われてしまうかもしれない。著者にすれば、書籍の流通にかかわるデータをすべて把握していて、たとえば、紀伊国屋書店では、ジュンク堂ではいくら本が売れているのか分かっているだろうと思っている。が、流通配下のことはまったく分からない。たとえば、新刊の配本に関して、トーハン系列、ニッパン系列、大阪屋系列の全国書店のどこに配本されたのか、そのリストも明細も知らされない。
取次の専権事項のようである。であるから、著者から、「あの書店にありますか」と聞かれて、「たぶんある」ぐらいの返事しかできないのである。
以上のような環境下で、まず、出版社のレベルから、どうやって「印税」の割り出しをするかである。純計算を先に示すと、「総委託数」マイナス「総返本数」イコール「販売数」となる。ただし、これが一定期間の累計であるから、いずれの項目も最低6ヵ月は「累計」しなければならないが、この計算がややこしい。
しかし、やらなければならない。で、この数字を正確に転記し、「販売数」を見ると、妙な数字が出る。それって、なんで、という話は次回に。

▼関連サイト「四天王寺小説道場」
http://blogs.yahoo.co.jp/tontoniboy



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 今週のおすすめ 新刊案内 ◇◆
------------------------------------------------------------------

●濱口隆義著『四百年の長い旅』

四六判・250頁・上製本・売価1700円・10年6月25日発売

「神戸震災」前日を伏線にした、19篇のオムニバスストーリー。「運命の日」を発表した著者は、さらに大きな運命に翻弄されるがごとく、新作「四百年の長い旅」を発表する。かつて、島は半島から連れられた朝鮮の人たちがいた。その血を受け継ぐ者たちは、400年という圧倒する時間に、民族の絆、半島の絆を強く意識する。ほかに第65回文學界新人賞佳作『游泥の海』、すばる掲載『海暦』、文学界掲載『海籠り』を掲載する。

------------------------------------------------------------------

●佐藤ミツアキ著『パパのラブレター 子供たちと離れて暮らすパパの日
記』

A5判・196頁・並製本・売価1500円・10年5月25日発売

世間には事情があって離婚する若い夫婦がいる。この著者もまた、バツイチの父と母になった。しかし、二人の息子がいた。親権をもつ母親の元にいる息子たちと定期的に会うパパの、愛するこころにあふれた思いが切なく、涙を誘う。「家庭が崩壊しても父と子の魂はたがいに呼び合う」、感動の物語だと、タレント浜村淳さんも絶賛した。
http://www.amazon.co.jp/dp/4903970434/
(amazonリンクページ)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/23satou.html

------------------------------------------------------------------

●福堀武彦著『危ない中国、何も知らない中国人』

新書判・224頁・売価893円・10年6月30日発売予定

『あなたの知らない中国社会』(日本図書館協会選定図書・08.2月刊)に続く、中国社会を鋭く分析、オリンピック以後の中国社会の変化を冷静に判断する。グーグルの中国撤退など、世界に通じない社会主義国家の〔謎〕に迫る。

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/06fukuhori.html

------------------------------------------------------------------

●濱口隆義著『運命の日 一九九五・一・一六』

四六判・195頁・上製本・売価1400円・10年2月10日発売

1995.1.16の、「神戸震災」前日を基軸とした、19篇のオムニバスストーリー。表題の「運命」が迫るその日、人々は「なにをしていたのだろう」。
鬼気迫る筆致に息のむ展開が待っていた。濱口氏は、第67回「文学界新人賞」を「夏の果て」にて受賞。「運命の日」は、「すばる」に発表したものを加筆・修正した作品。
http://tinyurl.com/yhz8lj9
(amazonリンクページ)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/22hamaguchi.html

------------------------------------------------------------------

●米村貴裕著『ビースト・オブジェクター』

新書判・250頁・並製本・売価1000円・10年2月10日発売

「オブジェクター」はゲーム・キャラクターのデジタル信号を物質化する夢の装置だ。
ゲームの人工知能AIの開発にもたずさわった龍児は、自分の特別なキャラクターであるブロンズドラゴンのローネを出現させた。それは龍児が想う理想的な「ひと」となった――。
しかしローネと同様に学習能力の高いAIが、現代文明を大きく変化させ始めた。はたして最愛のローネは暴走し、龍児をも「分解」してしまうのか?
揺るぎない論理とダイナミックな恋慕が錯綜して挑み合う、シュミレーション的SFファンタジーが登場。
http://tinyurl.com/yz92l55
(amazonリンクページ)

既刊「ビースト・コード」(07.4)
「ダイヤモンド・ビースト」(08.6)
「レシピエント・ビースト」(09.2)
「ウルティメイト・ビースト」(09.2)
「ビースト・シフト」(09.9)
「ビースト・オブジェクター」(10.2.10)

▼インタビューページはこちら
 
http://www.l-gulliver.com/interview/04yonemura.html
http://www.l-gulliver.com/interview/21yonemura.html

------------------------------------------------------------------

●畑島喜久生著『いま日本の教育を考える4』

四六判・264頁・並製本・売価1800円・10年2月25日発売

教育の現場を見つめ続ける著者が贈るシリーズ第4弾。
このシリーズでは、いまの日本の教育のおかれている状況を分析し、あるべき姿として、海外教育事情を参照しながら、日本型教育の“原点”を求めた。
日本の地域コミュニティーの基盤が崩れ、愛国心的教育、管理・強制主義的、成果主義的な教員評価、学校評価が顕著である現在、教育の一大展開期にあるする指揮者が多い。これからの教育はどうなるのか。引き続いて、第5弾をもって「総括」総論とする。
第4巻が第2721回日本図書館選定図書に選ばれる。(第1巻から第4巻まで通期の選定図書となる)
http://tinyurl.com/yhdjzcd
(amazonリンクページ)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/08hatajima.html

------------------------------------------------------------------

● 松浦徹郎著『次元回廊の翼』

B6変形判・210頁・ソフトカバー・売価1200円・11月20日発売

ある親子が経営する、産業廃棄物、いわゆる放射性廃棄物の処理を専門とする零細な会社。いつも軽飛行機に搭乗し、廃棄の「場所」である異次元空間の回廊へと飛び立つ。そこに待ちかまえるテロリストたちの戦闘機と、護衛のための戦闘機「雷神」とのバトル。異次元空間の「次元回廊」には謎があった。政府の陰謀を暴くべく、若き操縦士葉狩勇太が立ち上がった。
http://tinyurl.com/yj95e58
(amazonリンクページ)

既刊「裏山の秘密基地」(2009.4発売)

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/18matsuura.html

------------------------------------------------------------------

◎好評発売中◎

● 外岡立人著『パンデミック追跡者』第1・第2・第3巻

四六判・210〜230P・ハードカバー・売価各巻1500円

本書は、一昨年2008年暮れより、WHOが警告した新型インフルエンザが世界的に蔓延する(パンデミック)警戒を受けて、著者が専門家の立場から、この新型インフル・日本上陸という設定のもとに書き進められた。ところが、2009年以降、小説レベルとほぼ同時進行で、新型インフルが流行し、WHOは最高レベルの「フェーズ6」として、世界に警戒を呼びかけている。
昨年暮れの国内の防衛体制は、ワクチン投与などの医療サービスを徹底させる途上にある。
ところで、小説では、遠田医師らの活躍と、海外でのチームワークが功を奏して、撃退へと突き進む。途中、新型ワクチンに関する専門知識をマスターしながら、スリリングな展開が第3巻まで続き、読者を飽きさせないストーリーとなっている。
http://tinyurl.com/yfmsxrx
(amazonリンクページ)
http://tinyurl.com/yzoadxr
http://tinyurl.com/yhnj24r


現在、巻1・巻2・巻3の「立ち読み」を当社サイトで公開中。
各巻50ページのアップです。巻1は期間限定で、全頁公開中。

http://www.l-gulliver.com/special/pandemick.html

▼インタビューページはこちら

http://www.l-gulliver.com/interview/13tonooka.html

------------------------------------------------------------------

▼新刊情報はこちら

http://www.l-gulliver.com/book/newbooks.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 編集後記 ◇◆
------------------------------------------------------------------

編集長の龍田龍人です。

日本の小惑星探査機「はやぶさ」帰郷より一週間あまり。いまだ盛り上がりを見せているそうです。技術面で盛り上がるのは特殊ですので、さらに映画もできるそうなのでいいことだと思います。不景気な世の中、ビジネスにも活かされます。英BBCテレビでは国家も違うのに生放送していたとか。日本のメディアは前人未到の快挙を目前とした「はやぶさ」を、ひいては技術面などニュースにならないと考えたのでしょうか。生放送も速報もなし。技術大国の名が泣くなと感じた場面でした。

▼ご意見、ご感想などはこちらのメールアドレスまでお願いします。
gmm@l-gulliver.com


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼配信先変更、配信停止の手続きは、こちらからお願いします。
http://www.l-gulliver.com/


※本メールマガジンに掲載された情報を許可なく転載することを禁じます。

※本メールマガジンにより生じる損害などについて、弊社は一切責任を負
いません。


------------------------------------------------------------------

※本メールマガジンは、等幅フォントで作成しています。罫線や枠内のデザインがずれて見える場合は、お使いのメールソフトのフォント設定を等
幅フォント(Windows:MSゴシック、Mac:Osaka等幅など)に設定してご覧ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ガリヴァーの森

発行者 株式会社リトル・ガリヴァー社 代表取締役 富樫庸

編集者 株式会社リトル・ガリヴァー社 龍田龍人

公式サイト http://www.l-gulliver.com/

メール gmm@l-gulliver.com

メルマガ・バックナンバー
http://www.l-gulliver.com/gmm-archive/index.html

登録、解除はこちら http://www.l-gulliver.com/

(c)2010 Little Gulliver Sya All rights reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                            (以上、転載終了…)

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://butler13thomas.blog93.fc2.com/tb.php/698-0b361776

«  | HOME |  »

profile

トーマス青木

Author:トーマス青木
カフェ&マガジン「旅遊亭」に集うゲストの皆様を、おもてなし致します。


月別アーカイブ


RK Check!

最近のコメント





最近のトラックバック



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


宮島情報

Miyajima Information

『社団法人宮島観光協会』
『廿日市市観光協会』
「宮島の宿・ご案内」
「酒と器 久保田」
「伊都岐」
「ぎゃらりい宮郷」

miyajima-kikugawa logo
「ゲストハウス 菊がわ」



『宮島グランドホテル有もと』


miyajima-makoto logo
『宮島ホテルまこと』


ブログ内検索


RSSフィード


最近の記事

blogranking Logo 60
一日一回のクリックを!
ランキングアップの応援お願いします!


Category


with@blog banner gr.
(全日本?流随筆RK情報)



090619az
願いますぞい!一押しを・・


E-mail


Direct Comment,, ご意見ご連絡などお寄せ下さい・・

名前:
メール:
件名:
本文:


Links


このブログをリンクに追加する

Hotel Info.

執事のトーマス!お勧めの宿は?

HotelClub - ディスカウントホテル予約


Recommending,,


骨董・茶道具の買取、販売の古美術やかた


The Remainds of the Day
映画「日の名残り」
Mr. Ishiguroを世に出した「名作」The Remainds of the Day,,, 日本人にして、ここまでに香り高き英国の「情緒」と「情景」を描ききれた小説を原作とし「映像化」した名画、、、。

></a></td><td style=

「ディナーラッシュ」
有名イタリアンレストランで起きた一夜の出来事。開店から閉店迄の時間と空間。従業員・お客・オーナー。それぞれの立場で繰り広げられる人間模様、スピード感溢れる描写

Getz/Gilberto

Gets&Gilberto
ジャズとボッサノバの融合開始、いかにも素朴です。


amazon market