老鹿の食卓 in 宮島

081218b
<添付画像> 朝食に勤しむ老牡鹿
 (撮影日時):平成20年11月初旬、午前7時15分頃
 (天 候): 朝靄たなびく超曇天
 (撮影場所):広島県廿日市市宮島町包ヶ浦自然公園

 話しかわって(と言うより、鹿の頭数調査談議から『鹿の話題』はさらに進展して)、
 これ「この画像」、包ヶ浦自然公園のビーチハウス南側の資材置き場?と化した(私の目に入ってくるものは近所の漁師さんの釣道具置き場かと思いきやこれが勘違いでして)殺風景な場所なのですが、毎朝?いや、朝な夕な、特定の雄鹿が弄り座って(いじりすわって)ひたむきに網を噛んでいるのであります。
 すわ、包ヶ浦管理センターの職員の方に質問!この画像を見せたところ、
 「いやいや、これは海水浴シーズンになってから海に張りめぐらす海中ネットです。釣りの網ではありません。この包ヶ浦海水浴場のものです。今、というよりこの数年巻き上げ使っていないのです」
 な、なるほど、、、
 「実はこの春先から、一頭の雄鹿がこの麻の網を噛んでいるのです。どうやらロープにしみこんだ塩分を補給しているのでしょう、でも、そのお陰で網がバラバラになって、もうすでに、使いものにならんのですわぁ~ こまったものです・・」
 「いや、たまたま一頭だけ撮影していますが、先日は6~7頭群がって、同じように綱を噛んでいましたよ!?!」
 と、ご報告申し上げたところ、
 「実は困っているのです。キャンプ場の常設テントのロープを噛み千切ってくれるから、、」
 「どうやら、塩分の浸み込んでいないキャンプ場のロープまで、ロープと観るや塩分が浸み込んでいるものとばかり学習して、他の鹿までソレを学んで、ロープを新たな餌のアイテムに加えたのですね?」
 「そうです、その通りです!!!」
 鹿も塩分が必要なのだ。 ならば海水の浸み込んだロープは、鹿にとって最高のご馳走であろう。 だから、この老牡鹿がこの餌場を独占しているに違いない。 しかし問題がある。 たぶん、塩分吸収と共にこの麻のロープも鹿の胃袋に入っていくはず。 麻綱の繊維だけならまだしも、キャンプ場のテントを張るロープとなると化学繊維が混入しているであろう。 鹿にとってはたいへん危険なものを常食することになる。 キャンプ場のテントのツッパリを食いちぎられるのも問題であるが、野生の鹿がこうまでして餌を捜し求めている姿を見るのも哀れだ。 この老牡鹿も可哀想だ。 たぶん、多目的グランドの芝生を食べさせてもらえないのであろう。
 さて、野生の鹿が、春先から一年間に亘ってその個体を維持し越冬するまでに餌を食むとするならば、一体全体どのくらいの草を摂取しなければならないか。 私には見当が付きません。
 たぶん、
 この画像の奥にある「多目的グランド」(広さは1,500平米)の芝生で養える鹿の頭数は?よく分かりませんが、トーマス青木の素人的直感で!たぶん10頭がせいぜいでしょう、、、。

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 僅か3ヶ月、されど3ヶ月、宮島の包ヶ浦自然公園内にて朝な夕な、不連続的に長期滞在して観察した結果、体感的に、野生動物の生態が分かって来始めたような気分になっています。

 「そう、そうしよう、それがいい・・」 

 あらためて想います。
 先の記事にしたためたとおり、「わたくしてき」には宮島の歴史ならびに自然体験的フィールドワークが似合っています。
 やたら人間的な損得感情に巻き込まれるのも嫌いです。 宮島島民の生活や日々の経済状況を覗き込んだりすること無しに、宮島に出入りしたい、、、。
 そんなこんな、あれやこれや、試行錯誤はなはだしき師走早朝のひと時であります、、、。

                                      <投稿:トーマス青木>

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