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解説;ヒメボタルのこと・・

 昨日記事「'08.宮島ヒメボタル観察会」の続編です。

 そして本日、昨日記事の「ご案内」に添付された『ヒメボタルの概要』のご案内です。 

 「……?」

 「ハイ、実は一度で済む『ご案内』を二日間にわたって分割案内している次第でして、、、」

 宮島エコツーリズム協議会・濱岡寛二氏からお送り頂いた「解説ヒメボタル」をご覧下さい。

                                      <投稿:旅遊亭編集部>

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 ヒメボタルとは・・・・ 

          【「新川のヒメボタルを守る会」ホームページより】

《世界のホタル科の中での位置》
 世界中に約2000種類いるというホタルのほとんどが陸生で、水生のものは世界でも5種類しかいません。 日本では水・陸あわせて46種類が確認されており、水生のホタルはゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマホタル、イリオモテホタルの4種類です。
 つまり、ゲンジボタルやヘイケボタルのような水生のホタルは、世界のホタルの中から見ると逆に特異な存在なのです。
 世界に5種類しかいない水生ホタルのうち4種類もが日本に生息し、それが我が国の主流を占めているということは、日本が清流に恵まれた国であることがわかります。

《ヒメボタルの特徴》
 ヒメボタルは上記のゲンジボタルやヘイケボタルよりも一回り小さいことから「ヒメボタル」と呼ばれています。 小さいながら黄金色の強い光の点滅が特徴となっています。
 オス、メスともに腹部後方に黄白色の発光器を持っています。
 オスは後翅が発達しており生息地で飛んでいるのはオスばかりです。
 メスはふっくらとした腹部に無精卵を40~90個持っています。後翅は退化していて飛べません。
 そのため生息地が限られているのです。
 オスも飛翔力は弱く行動半径は狭いので、雨の夜や風の強い夜は出てきません。

《生息場所》
 九州、四国、本州まで生息していますが、小型のものは関東地方以西で見ることが出来ます。
 平地から山地の杉林や林道沿い、低地の人家周辺に生息しています。

《成虫を見ることができる期間》
 4月~8月まで発生しますが標高や緯度により異なります。

《かたち》
 オス⇒目は大きく触覚は細く短い。
 メス⇒オスよりも小型で体の幅が広い。 下の羽が退化しているので飛べません。

《光り方》
 オス⇒断続的に光を放ち、約1秒間に1回規則的に発光。
 メス⇒2~3秒間に1回、瞬くように速く光る。

《ヒメボタルの一生》
 ・メスは草の茎や枝に捕まりながら発光し、それに惹かれてやって来たオスと交尾します。
 ・交尾して受精し、翌日産卵を終えて死にます。
 ・受精卵は1カ月ほどで幼虫となり、陸生の巻貝(ベッコウマイマイやオカチョウジガイなど)を食べて大きくなり
  ます。
 ・翌々年の4月頃、幼虫は土の中に潜り、口から液を出して「土繭」を作り「さなぎ」になります。
 ・「さなぎ」は5月~6月頃に土繭を破って地上に出てきます。
 ・羽化してからの寿命はオスで7日くらい、メスで2~3日程度です。
 ・餌となるベッコウマイマイやオカチョウジガイなどの巻貝は腐葉土化した落ち葉を餌としています。

◎ ヒメボタルが成長するには樹林や竹林の下で適度な湿り気があり、適度に繁茂した草むらが必要です。不用意な工事や除草、薬剤散布は致命的なダメージとなりかねません。


                            <以上、「宮島エコツーリズム協議会」の資料より>

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PS: 昨日記事は、こちら(クリック)からご参照ください

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