執事のこと(2):映画「日の名残り」によせて・・

 さて、執事(butler)のこと、辞書を調べただけで正確な意味など全く理解できません。 日本語のみならずあらゆる外国語もひっくるめて、言語とは、自分自身の実生活で使用しない限りは永久に理解できない代物なのです。


(以下、オクスフォード「アメリカンディクショナリ」と、研究社「現代英語辞典」より、抜粋・・)
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The OXFORD American DICTIONARY an Language Cuide, by Oxford University Press 1999.
P-126

○ BUTLER: the principal manservant of a household, usually in charge of the wine cellar, pantry, etc. [ME f. OF bouteillier, see BOTTLE.


現代英和辞典(研究社)第1刷1976年・第14刷1987年
P-170

○ BUTLER:(名詞)執事、使用人頭(酒室・食器などを管理する);[英国歴史](宮内省酒類管理者)

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 執事の仕事と立場をテーマにして書かれた小説「The Remainds of the Day」(日の名残り)は、見事にbutlerの職責を背景にして描かれた名作です。 すでにこの小説をご覧になっておられる方も多いと思います。 翻訳ものよりは「オリジナル版」の方がよい。 でも、通読は難しい、、、。 映画化されたものをご紹介しておきます。 英国の風土と英国人の気質気風気分など、この映画を通してくまなく描き切れており、類い稀なる名画「日の名残り」、、、。 トーマス君の野暮な感想文など必要ないでしょう。 すでに3度見ていますが、また観ても厭きない名画なのです。 

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Mr. Ishiguroを世に出した「名作」The Remainds of the Day,,,
日本人にして、ここまでに香り高き英国の「情緒」と「情景」を描ききれた小説を原作とし「映像化」した名画、、、。


 ウイキペディアに詳しく記載されています。下記、引用します。


 (投稿:K男爵)

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『バトラー』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

バトラー(butler)はイギリスの上級使用人。数あるイギリスの家事使用人の中でも最上級の職種の一つであり、フットマン(従僕)を勤め上げた者がバトラーに昇格した。上流階級か、下層の上流家庭より裕福な中流最上層の家庭にのみ見られた。食器・酒類を管理し、主人の給仕をするという本来の職務に加え、主人の代わりに男性使用人全体を統括し、その雇用と解雇に関する責任と権限を持つ。多くの場合、ヴァレット(従者)を兼ね、主人の身の回りの世話をするとともに、私的な秘書として公私に渡り主人の補佐をした。


目次 [非表示]
1 地位
2 職務
2.1 給仕
2.2 食器の管理
2.3 酒類の管理
2.4 監督
3 現在
4 関連事項
5 参考文献


1. 地位
屋敷内でのバトラーはハウス・ステュワード(家令)に次ぐ地位にあり、フットマン、グルーム・オヴ・ザ・チェインバーズ(客室係)などの下級の男性使用人全体を統括する立場にあった。地下室や台所で雑魚寝の下級使用人とは異なり、バトラーは通常、個室を持つことが許されており、大きな屋敷のバトラーであれば身の回りの世話に専属の使用人が割り当てられた。またフットマンが華美な仕着せをあてがわれていたのとは対照的に、バトラーは私服(unlivery)の使用人であり、主人と同様に「ジェントルマン」の服装をしていた。その際、故意に流行遅れのズボンを合わせたり、ネクタイの色を「外す」事で使用人としての立場を示していた。

2. 職務
本来の職務は主人への給仕とそれに関連した食器類、酒類の管理である。それらに加え、他の男性使用人の監督、灯りの準備、戸締まり、火の始末など全体的な管理業務も行う。専任のヴァレットが置かれない場合は主人の身の回りの世話も行う。

3. 給仕
食事の際、バトラーは主人への給仕を行った。しかし全ての料理がバトラーの手によって運ばれた訳ではなく、最初の料理を供した後は主人の左後ろに控え、他の使用人の運んできた料理の覆いを外したり、ワインを注いだりする以外はフットマンやパーラー・メイドなど下級使用人が行った。

3. 食器の管理
バトラーを置く様な裕福な家庭で使われる食器は概ね全て高価であり、取り扱いに特別な注意を要するものも少なくなかった。ナイフ、フォーク等の銀器は黒ずむ事の無い様に磨き上げられていなければならなかったし、食器類の洗い残し、破損などはあってはならなかった。その上、高価な食器類が不心得な者によって「紛失」される事のない様に厳重に保管する必要があった。

4. 酒類の管理
食器以外にも酒類を管理する必要があった。ビールの醸造、ワインの瓶詰めなどに関する技術と知識が必要とされ、食器室のみならずワインセラーもバトラーの管理下にあった。ワインの品質に関する知識もバトラーに不可欠だった。ヴィクトリア朝の特徴の一つである大量の食品添加物、不純物はワインにも混入されており、バトラーはそれらを除去する清澄方法に熟知している必要があった。バトラーは消費された量と補充した量を記録したが、しばしば酒蔵管理者としての立場を終業時間内外の個人的飲酒に悪用する事があった。

4. 監督
バトラーを置く屋敷であれば、最低でもコック、(少なくとも一人の)フットマン、数人のハウス・メイドやナース・メイドといった女性使用人を雇用していた。女性使用人は女主人かその代理であるハウス・キーパー(家政婦)が管理し、男性使用人はバトラーが統括した。複数のフットマンを雇用する屋敷であれば、仕事の大部分を彼らに割り振る事が出来たが、フットマンが一人しかいない場合はバトラーとフットマン、双方ともにハードワークとならざるを得なかった。

5. 現在
家事使用人を雇用するという慣行は下火となったが、現在でも絶えたわけではない。バトラーの存在も同様で、現在でも生き続けている。現在のバトラーは使用人の管理者というよりも、秘書と運転手と従者を兼ねた存在である。使用人そのものの減少により、現在ではフットマンから叩き上げてバトラーになる事はもはや殆ど無いが、特定の機関でバトラーとなる為の専門教育を受ける事ができる。


関連事項

ヴィクトリア朝
家事使用人
カズオ・イシグロ - 『日の名残り』

参考文献
P.ホーン 『ヴィクトリアン・サーヴァント』 子安雅博訳、英宝社、2005年
Beeton, Isabella. Book of Household Management. Oxford : Oxford University Press, 2000
May, Trevor. The Victorian Domestic Servant. Buckinghamshire : Shire Publications, 1998
Huggett, Frank E. Life Below Stairs. London : Book Club Associates, 1977

(以上、ウイキペディア百科事典より引用)

「執事」のこと(1)

本日記事!? 読者の皆様には、なんとなくそれとなく、一度お目をお通し頂ければ幸いです。

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さて、「カフェ&マガジン旅遊亭」のブログ記事書き始めて、ほぼ1ヶ月になります。

 このところ、宮島の探訪記事ばかり、、。

 少しずつ、記事の幅を広げていきたく思っています。

 ところで、
 なぜ、どうして執事のトーマスというニックネームを使っているか? このグログを書き進め、記事を書き貯めていけば、おおよそ「全体像」からご理解いただけると思っていまして、今慌てて定義などする必要はないと思っているのです。

 最近になって、耳にしたのです。

 なんだか新たなサービス業の「呼称」に、『執事』という言葉が使われ始めた。等と、聞き及んでいます。 どんな内容のサービス業なのか? 私には全くわかりません。 たぶん、昔の言葉の「女給さん」は、今の「ホステス」になった。 ホストクラブなどの呼称もある…

 ご承知の通り、英語世界に於けるホステスの本来的な意味、並びにホストの本来的な意味は、今の日本で使われている実態とは全く違った意味合いです。 これらいずれの言葉単語も、英語の本来の意味合いとは全く違った意味合いで、日本の然るべき業界で使用され始め、今に定着した言葉です。 日本語の「執事」と、英語の「Butler」は、同じ意味になる。つまり英和和英辞典の中、翻訳上は「Butler=執事」となっています。 でも、英語のButlerと日本語の執事は、似ているようで似ていない。 ほとんど意味内容並びに業務の違う言葉です。 もちろん、言葉は時代の移り変わり変遷により、使われ方も違ってくること、百も承知です。
 
 とにかく、「執事」の意味について、一度整理して於きたく、ひとまず純粋に国語辞典などから抜粋して、以下に書き写してみました。



 (投稿:執事のトーマス)


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新版『広辞林』(三省堂)(P-923)<大正14年9月25日初版発行・昭和33年3月1日新版印刷・昭和33年3月5日新版初版発行>

【しつじ=執事】
1.〔名詞〕
(1) 貴人のそばにあって事を執行する侍者。または部下。「宰相の - 」
(2) 局に当って事務を執行するもの。
(3) 嵯峨天皇の代に設けられた内豎所
(4) 院司・摂関家の庶務を総掌する職。
(5) 鎌倉幕府で執権の別称。また、政所(マンドコロ)や間注所の長官。
(6) 江戸幕府の若年寄の異称。
(7) 家政をつかさどる家来。家事をあつかう雇い人。
(8) 室町時代、管領の異称。
2.〔代名詞〕
 (1)高官に対して用いる敬称。

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新版2色刷『漢字源』(学研)(p-279)<1988年11月10日初版発行・1994年12月10日改訂新版発行・1998年4月1日改訂新版第5刷発行>

【しつじ=執事】
(1) (ことをとる)仕事を行なう。{論語・子路}
(2) 身分の高い人の家で、家事を責任を持って処理する人。{書経・般庚下}
(3) 身分の高い人あてに書く手紙で、あて名の左下に添えて書くことば。(直接身分の高い人の名をいうのを遠慮して、執事にとりつぎを請う意から・・)

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 こんな感じです。

 少しずつ、執事とButlerの意味について、断続的に記事に取り上げてみたいと思います。


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『杉玉のこと』:続々「酒と器 久保田」 No.-6

杉玉01

<添付画像>:「酒と器 久保田」の店頭にて


 
 連載「酒と器 久保田」記事の画像は全て、お店の方の許可を頂いて撮影した、、、。


 すてきな器と、近隣の蔵元から集められた銘酒の数々、みせていただいた・・・


 ところが、一番の目的を忘れていた!

 そうなのです。

 久保田さんは「みやじま雛めぐり」の私設会場の一つなのでした。 

杉玉02

 上記添付画像「お店の入り口写真」の右手に、ピンク色の「のぼり」のあるのをご確認頂けるでありましょうか。 これが雛めぐり会場の「しるし」であったこと、先の記事でご紹介しています。 

 ・・ったく、、、

 忘れていました。 

 というより、お雛さまを「見飽きてしまった」と表現した方が正しいか、、、。


 それよりも、当会場(当酒店)を引き上げる前に、どうしてもご主人にご挨拶しておきたかった。 お店の方にお願いして、久保田のご主人さまにご挨拶できたのは、たいへん光栄でした。

 いろいろお尋ねしたいことある中で、どうしてもご主人にお聞きしておかねばならぬ「我が愚問」をお尋ねしたところ、ご主人の久保田さまから直々に、見事!答えを頂戴できたので、たいへんうれしかったこと記憶に刷り込まれて忘れられない、、、。

 さて、その質問について、、、

 あらためて画像をご覧下さい。

 お店の入り口の中央になにやら「丸い玉」の飾り付けのぶら下がっている様子を、、、。

 これを「杉玉(すぎだま)」と云う。

 単なる「酒屋」の意味ではなく、云々・・・

 もともと酒屋に「その年の新酒」の入荷した再に、新しい杉の木の葉っぱを素材としてあらたに作られた「たま」を飾り付けるのだ、等とお聞きする。 そして、一冊のパンフレットを頂いて帰る。 (パンフレットの表題は、「蔵元だより」誠鏡・まぼろし会情報誌)
 そのパンフレットの表紙裏の見開きに、「杉玉」の説明がされているので、以下追記にて、引き抜き掲載させていただきます。

さて、
 「酒と器 久保田」さんのこと、

もっともっと
         知りたい・・
                  観たい・・
                         お尋ねしたいこと、
                               沢山あります、、、。

 ご主人の久保田さんには

「また、あらためてお伺いしたい・・・」

「もっと詳しく『お酒』と『器』のこと、お尋ねしたい・・」
と、お願いしたところ、
久保田さまにはご快諾頂き、これをもってお別れのご挨拶とさせていただきました。

 またあらためて宮島町家通りの探訪記に、好奇心溢れて止まない「久保田さま」の話題を取り上げます。


  <・完・・>


 (投稿:執事のトーマス)


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 (連載した前回掲載記事は、こちらから入れます・・)
      
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     『杉玉』(すぎだま)

 杉玉は杉の葉を束ね、球形にしたもので酒林(さかばやし)ともいう。 昔から酒桶(さかおけ)は杉で作られ、酒造の神様、三輪神社(奈良県)のご神体が杉であることにちなみ、江戸時代から造り酒屋の看板代わりにかけられていた。 青々とした真新しい杉玉は新酒ができた目印である。
  (以上、「蔵元だより」から、引用抜粋する・・)

『水の不思議・宮島』:続々「酒と器 久保田」 No.-5

宮島ラベル清酒01

<添付画像>:宮島・町家通り「酒と器 久保田」の商品展示コーナーにて・・


 「・・・!」


 日本酒を知らなさ過ぎる私にとって、またまた大恥を掻かねばならぬ?!

 大恥の理由とは、すなわち、宮島の大鳥居を酒瓶のシールに張ってある銘柄(=酔心のお酒)、初めてみたからです。

 『酒と器 久保田』さんの店内をつらつら眺めるに、宮島の酒屋さんとなれば、宮島に関連する酒あってもおかしくないし当たり前であろう。

 そして、お聞きしてみた。

 「このお酒、宮島で造ったお酒ですか?」

 なんとも野暮な質問である。 それでもしかし、ご親切に「お答え」を頂いた。

 ご主人曰く、
 「いえ、宮島には蔵元はありませんから、お店にある全てのお酒は、宮島以外から入っています・・・」

 (それはそうであろう。お酒を造るには「良質のお米」と、酒造りに適した「水」を必要とする?!)

 等と、自問し、当然ながら自答した。 答えは簡単である。 狭い宮島の面積の中、約1割に相当する部分は「世界遺産」に指定された地域。その他、9割近い面積は、何と営林署の管轄と聞き及んでいる。ならば、島の面積のほとんどの部分は、国有地である。もともと耕地面積は少な過ぎるくらいに少なく、現在の宮島に於いて「農耕」を営んでいる島民及び島の面積は、皆無に等しいと聞く。ならば、元来宮島は、ほとんど全ての「食」を島外から輸入し続け、現在もそれを続けているはず。

 「お酒にするお米なんて、在るわけない。島内で自給自足できるお米なんて在るわけがない!」

 「しかし、水は如何か?・・・」

 現在は、廿日市市から水道水を得ており、海底水道パイプにて宮島に水道供給されていると聞いているけれど、なんと! 極々(gokugoku)最近まで、宮島島内に於いて自給自足可能であった、と聞いた。 水源は? と訪ねたら、弥山の頂上から僅か西南西方向の位置に、島全体に行き渡る十分な水源あり。との、答えを得た。 加えて今でも、島のあちこちには「活きた井戸」あり。 それなりに、井戸水を生活用水として使用されている島民の方々多数居られる。と、聞き及ぶ。

 そう、町家通りを歩いていても古井戸を発見できる。 お訪ねしたら「今も使える、使っています!」との、地元のお言葉を聞いている。 なるほど、よく解る、、、。

 古くから宮島の特産品として木工芸品あり、中でも「しゃもじ」は有名である。 木工芸の盛んとなる大前提として、その地域に豊かな森林の存在は、最低必要条件か。 豊かな森林資源なくして、今に伝わる「木工芸」の伝統はありえなかったはず。 この理屈、元に戻って切り返せば、
 「宮島の山々は、いかに豊かな森林に恵まれているか!」
の、証となるか、、、。

 小さな島にもかかわらず豊かな森林に恵まれているから、島内に地下水を蓄えること可能となるのであろうか。 
 
 瀬戸内海の島々のほとんどは、決して水は豊かではなく、時として旱魃に襲われているはず、、、。 にもかかわらず、宮島は豊かな水源に恵まれている!
 
 「いかにも不思議である・・」

 「・・・?」

 「いや、不思議を通り越して、これは神秘的である!」
 
 めくるめく、そんな想いを廻らせつつ、このお酒のボトルを眺めていたら、宮島の歴史絵巻らしき「動画」は走馬灯の如くボトルに映りはじめた。 歴史絵巻「宮島物語」は、出でては消え、消えては出で、空想世界は歴史の彼方にタイムスリップしていった・・・ 


 <・続く・・


 (投稿:執事のトーマス)


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 連載「酒と器 久保田」の過去記事は、こちらから入れます・・・

続々・「酒と器 久保田」 No.-4

<画像=本日記事添付4点>:全て『酒と器 久保田』さんの店頭にて撮影・・

久保田070426a


 「・・・!」

 いよいよ至近距離にて、ショウケースのグラス3点を視る・・・

 左から、「白」・・・(A)

     真ん中は、「赤」・・・(B)

          右手に、「青」・・・(C)


どのグラス? お好みのグラス! どれが宜しいか。 一番お好きなグラスを選ぶとするならば、どのグラスがよろしいでしょうか?



 ウム、

  それぞそれ、勝手に名付けてみれば、、、


 A. 清白 (Sei-haku) ・・・・・


 B. 妖紅 (Yoh-kou) ・・・・・


 C. 凛蒼 (Rinn-sou) ・・・・・


(どうぞ、読者の感性にてそれぞれの器の名をつけて下さい・・・)

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 飲みたくなったその時に、その時の思いつきと気分でグラスを選ぶ、、、。


 それぞれ、思い想いのグラスに、冷酒を注ぎ、香りを楽しみ、少しずつ丁寧に、飲み、その時々の酒と器と気分と想いを、嗜むのであるか。



kubota 070426b

 左右前後に、めくるめく目線は行く。 だから、なにかと忙しい・・・
 
 ショーウインドウの方向を眺めたり、お酒の陳列棚を眺めたり、、、。



 オヨょ!?

 何と、はじめて見た! 

 宮島の大鳥居のシール張られたワインボトル風の酒は、酔心および賀茂鶴の吟醸酒?純米酒!・・・

 手前の小振りで透明なブルーボトルは賀茂鶴なのだ、、、

                      ・・・・こんなのあるのか?!


  いかにも!お洒落であるぞ・・・


kubota 070426c


 な、なんと、更にまた、面白い姿かたちと色彩のボトルに見かけぬシール張られている酒瓶! 視界に入る。

 どうやらこれは、高級な焼酎らしい・・・

  清酒の事、しかし、ほとんど分かっていない自分自身を、再認識する。




 そして再び、ショーウインドウのガラスの器に、視線は移る・・・

kubota 070426d


 中央のワイングラス風なる赤のグラス!

 気になって仕方ないけれど、いったいどういう風に使用するのであろうか? 赤のグラスに赤ワインを注ぐのか?≠違う! 日本酒を注ぎ飲するのであろうぞ・・・
 
 しかし、観れば視るほどに、解らない・・・・ 判らないから好奇心をあおられ、想像を掻き立てられて面白い・・・


 さてさて、

  一番右の「小瓶」?にみえるガラス細工は、インク壷かい?

 インク瓶にしては、あまりにも細やかな瓶の口、これはいかにも狭すぎる。

 ならば、香水入れか?

 香水関係となれば、直に脳裡に浮かんでくる記憶あり。 かの支那大陸清朝時代には、高貴な女性の携帯用の小振りで高級な「匂瓶」の貴石や磁器で造られたもの在ったこと、台湾台北市の故宮博物院展示品中にて確認した経験あるけれど、匂瓶の中には液体を入れるのではなく、粉末香料乃至香木らしき固体を入れていたはずであり、高級ガラス瓶に入れる必要はないと考える。 それにしても久保田さんの展示品なるものを「匂瓶(香水瓶)」として考えるには、いささか大きすぎる。
 ならば、どうやら、これも違う。
 とにかく香水を入れるには、ボトル自体大きすぎるし、パフューム(Parfume bottle)にして、ペアーとなる必要性は全くない、、、。

 やはり雛人形のお内裏様セットに相違ないと見るが、如何・・・?

 ま、
 次回お伺いした時に、あらためてお尋ねしてみよう・・・

 <・続く・・


 (投稿:執事のトーマス)

        
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 「酒と器久保田シリーズ」の、前回投稿記事(NO.-3)は、こちらから入れます・・・

「観音様の寝姿」・・・

 本日は、(事前にご了解を頂いたうえ)読者のお一人から頂いたメールを公開いたします。
 
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(以下、4月15日付:HK様メールの本文より・・)


 トーマス様

 町内会の総会準備で追い込まれております。 昨晩、なんとか役員会を終わらせたところです。

 そんなことで、しばらくご無沙汰して失礼いたしました。

 今朝(午前6時30分頃)ほど天気予報をピンポイントで確認したあと、トーマス様のCafeに寄って見ておりましたらば、とてもすばらしいアングルの画像(添付ファイルをご確認下さい)を掲載しておられました。

弥山と大鳥居02

「アングル」といってもフランス新古典主義の画家ではなく「構図」のことですが・・・。

 宮島が島そのものをご神体として奉られていた。 ということはご存知と思いますが、ご神体として見えた様子がまさにこの画像です。 左から、おでこ→目がくぼんで→鼻→唇があって・・・画像には入ってませんが、さらにその右に胸のふくらみがあります。

 「目がくぼんだ」あたりに一昨年の台風で土石流が発生し、結果的に目が開いたように見えることになりました。
この島が観音様の寝姿に見える、というものです。 別の「観音様」の見方もありますが・・・。

 これ以上のコメントは必要ありませんよね。 あとはTomas様のすばらしい想像力の世界ですから・・・。


(投稿:H.K)
 〒738-00XX 廿日市市 宮内

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(編集後記; by 執事のThomas)

 まだオープンして1ヶ月そこそこの新参者「カフェ&マガジン旅遊亭」の支配人こと、不肖「執事のトーマス」と致しましては、まことに光栄の至りであります。

 この歳になっても未だに知らない事、解らない事、未知の事、多すぎます。 知らない事を知らないままに記事にしてしまう、、、。
 書けば書くほどに、わからない事柄の多さを痛感しているのです。 

 そして、
 メールをお寄せ下さったHK様はもとより、拙ブログ読者の皆様にあらためて御礼申上げます。 たいへんありがとうございます。今後とも宜しくお願い申上げます。


PS: 尚、NPO宮島ネットワーク理事長・HK様からお寄せ下さったメールは、先日投稿記事(4月中旬投稿)の「夕闇に包まれる大鳥居 」:宮島大鳥居100景 より、ご感想を頂いたもの、、、。 読者の皆様におかれましては、拙ブログの過去記事を今一度「ご参照」頂ければ、>まことに光栄です、、、。

  

続々「酒と器・久保田」 No.-3

入り口01


 もう一度、お店の外に出た、、、。


 『酒と器 久保田』さんならではの店先の設え、レイアウトを観察したかったのだ、、、。

 
 咲きほこる「満開のさくら」の枝! まさに「生け花」・・・ 

 これ、いかにも『酒と器』のお店を象徴するかのごとく、センス良い感性は伝わってくる、、、。




店内02


 ふたたび店内に入る。

 先回掲載画像と同じ壁面を、違った角度から眺める、、、。

 壁面のレイアウト!

 やはり「絵」になっている。 さまになっているのだ・・・



ショーウインドウ・久保田01


 あらためて店内から、店の外側に向ってガラス越しに透視できる「ショーウインドウ」を観察する・・・



 在る在る・・・

 綺麗なガラスの器を飾り付けられておられるのだ、、、。




 ナ、何と?

 ショーウインドウの中央部に位置する「赤いグラス」の右隣に位置するは、お内裏さまのガラス細工ではないか??・・・
(読者は、如何に見られるか?お尋ねしたいです・・・)



 ウム、、、、

 ますます好奇心を駆り立てられる、酒と器・久保田さんの「店内レイアウト」なのです!

 もっと視てみたい、もっと観察したい・・・

 陳列されているお酒の種類や器を視てみたい。

 もっともっと、より一層なる「微視的」な観察! 細かい観察状況のご報告、もう少し続けます・・・・
 

 (投稿:執事のトーマス)



 <・続く・・(4月25日記事にて投稿済み)


 (前回記事は、こちらから入れます・・・)


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続 「酒と器久保田」 No.-2


久保田店内レイアウト01

<添付画像>「酒と器 久保田」の店内レイアウト・・

 宮島の町家通りに点在するいずれの商売屋も、入り口・間口は狭い。 これ、なんどもお話している通り、小さな島の中に割拠する「宮島の町家」独特の風情情緒である。 しかし、いったん店の中に入ると広く感じるから不思議である。

 「酒と器・久保田」さんの店の中に入って、またまた驚いた!

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 何に驚いたか?

 まず、酒の種類の多さである。
 
 見かけぬ日本酒のボトルを視ながら思ったことは、何か。 それは、自分自身の「アルコール飲料」に対する認識の低さと見識の無さに落胆しつつも、それを目の当たりにした体験そのものに、感動する。

久保田・地酒001

 「これ! 店内を観ているだけで、『絵』になるではないか!」

 恥ずかしながら、私の酒精分に対する嗜好はすでに定まっており、好きな銘柄の特定のビールと、いつも決まったスコッチウイスキーを買う為の目的に限定し、時たま「酒屋」に出向く。

 ましてきょうびのこと、ディスカウントショップに出向けば、全て、事足りるのです。 そんなわけで、本来の酒屋さんには全く出入していない。 私の住まう団地町内に数軒あった酒専門店は、すでにコンビニストアに変身して久しく、ありきたりの種類(shurui)の酒類(shurui)しか置いていないのが現状である。

 さらに周囲を眺めれば、さすがに! 「酒と器」なるものを巧くレイアウトなさっておられるのだ、、、。

 もう少し、いや、まだまだ書きますぞ!


 <・続く・・

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 (投稿:執事のThomas)


「酒と器・久保田」の第一回投稿記事は、こちらから入れます・・・


酒と器「久保田」

 酒は、好きか?
       と、問われれば、

 「嫌いではない」
         と、答える、、、。

 君は、酒飲みか?
         と、問われれば、

 「いや、大した量は飲めない。酒飲み?ではなく嗜む程度か・・・」
                            と、答える、、、。


(そのー1)

 要するに、酒を飲む「雰囲気」を好む、世間並みの「俗っぽい」普通の人間なのです。 酒の微細な味など解りようもない・・・
 
 恥ずかしながら、今から数十年前の若かりし頃、

 或る日、

 あるとき、

 然る場所の、然る機会において、、、

 日本酒の飲めない自分に気付いたのです。

 どちらかといえば、ビール党、、。 ビールを頂いた後、混ざり物の少ない厳選されたモルトの香りを楽しむため、スコッチウイスキーのストレートを少々、、、。 これが一番体質に合うのでして、どちらかといえば今流行の「ワイン」や「厳選された日本酒」は食わず嫌いならぬ、飲まず嫌いかも、、、。

 そんな日本酒のわからない私をして、去る「みやじま雛めぐり」開催中のこと、静かな佇まいの「宮島の町家通り」の一角に「センスの良い酒屋」の存在に気付いたのです。

<添付画像>:宮島町家通り「酒と器・久保田」の店先にて
久保田イメージ01

 なんだか江戸時代に舞い戻ったかのごとく錯覚する?・・・

 そんな風情ある店先の、全体的レイアウトに興味と好奇心を抱いてしまいました。
 
 そんなお店の入口付近を、またしても画像に収めたくなったのです、、、。


<添付画像>:宮島町屋通り「酒と器・久保田」の店先にて
久保田イメージ02


 「広島の地酒」!
         と、来た・・・


(そのー2)

 左手「石像」の左側は、お店の入り口。

 僅かに、商売繁盛縁起のしるし「塩盛り」!
(正式名称解らず、勉強不足さらけ出すは恥ずかしい・・)?
を、確認できる。

 画像中央の「看板」は、原木を切り出した一枚看板? その右手には、時節柄「サクラの枝」等、あしらわれている。 この取り合わせ組合せから察するに、いかにも「粋」であり「お洒落感覚」抜群にて、『酒と器・久保田』の何某か?、を、窺い知ること可能、、、。

 そういえば、我が故里「ひろしま」は、全国に名だたる「銘酒」を産出する、誇れる「広島県」ではないか!

 あらためて、「広島の地酒」の持つ感覚的意味と実質的内容の「正しき由緒」に気が付いたのです。

 「・・・?」

 しかし、「このお店・酒と器の久保田」! 気軽に店に入るは難しく、いかにも、敷居が高い。 たとえ、お店に入ったところで「ビール+スコッチ党」の私には、「日本酒の銘酒」の銘柄を眺めてみても意味不明かも?・・・

 そして2~3回、このお店「酒と器・久保田」の店先をうろついた後、例によって「一般観光客」の小グループに紛れ込み、晴れて、入店を果たしたのであります、、、。


<・続く・・>


 (投稿;執事のThomas)


PS:日本酒フアンの方! 是非、記事連載をお楽しみに・・・


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続々・宮島歴史民族資料館 (No.-3);レヴュー「第7回みやじま雛めぐり」

hinadann taishoui-showa 01


 左手は「大正時代」、右は「昭和初期」のお雛さま、、、。

 前回記事「宮島歴史民族資料館のこと」に続く、お雛さまの画像を心行くまでご覧下さい。

雛壇・昭和初期01

 昭和初期の「お雛さま」然り、やはりフルセットにはならないようです。

昭和初期001

昭和初期の「お雛さま」にもっと近寄れば・・・

 心なしか大正時代のお雛さまのほうが雅やかに見え、何故か昭和時代のものになってくると質素に見える、、、、。

雛飾り(奥の間)

 大正と昭和、それぞれのハーフセット?(フルセットではないという意味合いで)を撮影した同じ位置に立ち、右手を眺める、、、。

 母屋の一番広い部屋から奥をみれば、ふすまで仕切られている(たぶん3畳~4畳半)小さい2つの部屋があり、右の部屋は一杯に「寝殿造り」を模した宮殿の雛壇が見える。

 近くに寄って、みた、、、。

宮殿雛壇01

 こうなったら、お雛さまを眺めるよりも、精工に組み立てられた「平安時代」を想わせる建造物の模型に視線は集中する。

 「・・・?」

 「はい、ご質問はよく理解できます。でも、このお雛さまの「いわれ」はたまた「由緒」について、うっかり見落としてしまいました。

 「・・・!」

 そうです。 これほど見事な「寝殿造り風・雛壇」に飾られているお雛さまを見た経験は、いまだかつてありません。
 また来年、必ずや「同じお雛さま」の展示、されるはず、、、。
 
 来年は、もっと落ち着き払ってしっかりと、蘊蓄諸々のメモを取り、あらためてブログ発表させていただきます。
 
床の間01

 一通り、見た。 撮影した、、、。

 そんな時、
 ふと、人の気配がするので右を向くと、お一人の女性は「床の間」の香炉のようなものに向け、なにやら動作をなさっておられる。 失礼は承知の上、ほんの暫く観察していたら、お手元の冊子?と掛け軸の画面?に対し、礼拝されておられるではないか、、、。

 ウム、、、
 どうやら「この商家」に伝わる「なに」か、「おまつり」されている「ご本尊」なのか? おそらく、多分に宗教性ある対象に対し、ご祈願なさっておられた。 

 何がどうなっているのか。 知りたい、知りたくなった・・・

 これも必ず知っておきたい宮島に残る「文化」と「民族史」の一つになった。
 (次回、資料館を訪れた時には「この床の間」の由来、掛け軸のこと、是非とも質問してみたい!)

中庭070421a

 撮影は、なにしろ骨が折れる、、、。
 
 ・・・というよりも、息が切れる。
 
 何故か?
 
 と、問われれば、
下手な素人写真といえども、シャッターを押す瞬間は「息を止めて」撮影するのです。 カメラを微動だにせず、可能な限り固定させて撮影するは、写真撮影の基礎の基礎。 ですから呼吸を止めてシャッターを押すのです。
 狙った以上、よいシャッターチャンスが来るまで、可能な限り息を止めた方が良い。 しかし、まさか心臓の鼓動まで止めるわけにはいきません、、、。

 微細なお雛さまを微視的に観察する「みやじま雛めぐり」も、宮島民族資料館の展示場の見学を済ませ、ようやく一呼吸? ≒ 一休憩ですな、、、。

 かくして、宮島町屋に在る「豪商の母屋(宮島民族資料館)」の縁側に座り込んで、そして一服、、、。 これでようやく、時間的精神的ゆとりができ、あらためて中庭の風情を味わえる気分になりました。

 そろそろ民族資料館閉館前の頃、晴れ渡った早春の午後の日差しは柔らかく、ようやく芽吹き始めた中庭の草木に、穏やかな太陽光線・・ 降り注がれていた、、、。


 (投稿:執事のトーマス)
 
 <・「雛めぐり・資料館の巻、完・・>

 (いったん休憩!しかし、まだ第7回みやじま雛めぐりレヴューを続けます・・)

 <前回関連投稿記事は、こちらから入れます・・・>


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続・宮島歴史民族資料館のこと(No.-2);レヴュー「第7回みやじま雛めぐり」

 前回記事(宮島歴史民族資料館のこと No-1)の冒頭にご紹介した「吹き抜け天窓」のある区画から、もう一区画中に入ると、母屋への上がり口のある土間に至る。

 その場所にて、まずは「各自の履物」を脱ぎ、来館者用のスリッパに履き替え、板敷きのスペースとなっている部屋(区画)に上がる。

 この「板の間」、一体何の目的にて板の間になっているのか? そういう自問自答的な質問は次の機会に譲り、まずは「第7回みやじま雛めぐり」の記事本論を進めていこう、、、。 

母屋入り口

 板敷きの間は広く、おおよそ10畳近くのスペースあり、入り口真正面(上記画像)には大小各種の壷を展示されている。 

 「この壷は、一体なんなのだろうか?」

 かいもく、解らない。 解らないけれど、たぶんこの商家の商品である「お醤油」を入れる醤油瓶に相当するものと勝手に考え判断する。

 この区画に至れば、天井が付いている。

 「天上が付いている?!」・・・

 これは、なんだか変な日本語の表現である。 なぜこういう表現になるかといえば、前回記事の「吹き抜け天窓」に対応する「ことば」として、かくなる表現をしてしまった、、、。

 この豪商の母屋は、基本的には2階建てなのだ・・・

中庭01

 上記画像は「母屋裏の庭園」を垣間見た一瞬・・・

 上々記の「壷の展示」画像の位置から、直角に右に曲がると上記の画像の位置となる。 ようやく中庭の見渡せる母屋裏手に到達する。

 母屋の部屋の外側にくっ付いている「まわり廊下」を回る前に、直ぐ左側に畳敷きの居間がある。 居間の左手は、先ほどご紹介した板敷きの上がり口となるけれど、完全に壁で仕切られており、その壁側に「お雛さま」各種の展示! 視界に入って来る、、、。

大正時代お雛さん01

 一番最初に視界に入ったお雛さま!!!

 見れば、いかにも古めかしい。

 これは、大正時代の「お雛さま」であると紹介されている。

大正時代お内裏さん02

 お雛さまの衣装! やはり時代物であると判断できる。

 専門的な事は全くわからないけれど、どうやらお雛さまの「お顔」は時代によって流行あると聞き及んだ記憶、よみがえって来た。

 このお雛さまの「お顔」も、よく見れば、やはり古きよき大正時代のロマンをうかがわせるか、、、。

大正時代「雛壇」01

 「山本家」に伝わるお雛さま、、、。

 どうやら、雛壇に飾り付ける「お雛さまのフルセット」は、部分的に足らなくなっていること気付く、、、。

 そうなんだ、、、。

 お雛さまの本来的な目的は、女の子の玩具であったはず。 飾り付けられた「雛壇」に載せられた小さな道具類は、女の子の「ままごと遊び」に使われていたはず。 お雛さまの飾りつけの大小付属品は「単なる飾り」ではなく、長年にわたって実用的な「女の子とおもちゃ」であったはず。

 かくして大正時代から、今に残り伝わる「お雛さま」のフルセットを期待するのは野暮であり、フルセットでない「欠けているセット」こそ、ホンモノなのか、、、。


 <・続く・・


 (投稿:執事のトーマス)


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(注):連載記事の第一回掲載「宮島歴史民族資料館のこと(No.-1);レヴュー「第7回みやじま雛めぐり」は、こちらから入れます。

宮島歴史民族資料館のこと(No.-1);レヴュー「第7回みやじま雛めぐり」

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<添付画像>:「宮島歴史民族資料館」の入り口付近。
撮影日時:平成19年4月1日、午後1時過ぎ
天候:全面的に曇り空の一日、午後から時々小雨・・


 いささか時期外れになったけれど、あらためていまだに「第7回みやじま雛めぐり」の記事閲覧頂く読者は多く、うれいしかぎりです。 そして、来年の「第8回・みやじま雛めぐり」の比較資料として、手元にある資料を記事にしておきたい、、、。



 すでに当シリーズ記事の第一回記事にてご紹介の通り、計4箇所の「雛めぐり」公式会場をご紹介した。

 A.宮島歴史民族資料館
 B.小西家
 C.大聖院
 D.滝町集会所

 以上4箇所の公式会場のうち、まずは「宮島歴史民族資料館」に入る。

20070419150029.jpg

<添付画像>:資料館正面玄関入り口から一つ奥の間


 この会場、「歴史民族資料館」の建物は古く、江戸時代の宮島の豪商の一つとして醤油製造業を営んでいたといわれる旧江上家を修復改造したものが、現在の資料館である。 二階建ての母屋のこの場所この位置から上方を見上げる。高所恐怖症の不肖トーマスにとって、薄暗き空間を見上げるだけですでに恐ろしく気味悪く、建物の外見では想像できないほどに、高い吹き抜け天上となっている。

 吹き抜けの「二階にあたる部分」見上げれば、天窓から指し込む自然光を取り込む天窓あり。 現在、休憩所兼総合案内所となっているこの場所は、もともと商家の事務室あるいは作業場であった。

 これだけ薄暗いと、何もかもよく見えない。

 視力の弱い私は、昔の商家の人々の視力のよさに敬意を払う。

 この薄暗き家屋の中に佇み江戸時代を空想しつつ、当時の商家の喧騒を空想する。 もって歴史の痕跡の中に立ち、感慨にふけるのである。

保存民家(商家)01

<添付画像>:上記掲載画像撮影位置から、ちょうど反対側を向いて「母屋内部」を覗く・・

 ムム・・・

 「やはり『雛めぐり』イヴェントの開催中であるか!?」

 吹き抜けになった土間から母屋の中を覗けば、その数室には「お雛さま」や「雛壇」等、ひな祭りらしき飾り付けの諸々、視界に入ってきた、、、。

 撮影位置から右手に回り込むと、母屋室内に上がりこむ「見学者専用」の入り口がある。 そこで靴を脱ぎスリッパに履き替え、室内に入った。

商家の室内01

<添付画像>:母屋に上がりこんだ位置から母屋内部を見る


 な、なるほど・・・

 いくら豪商といえども、江戸時代の町屋にあった家屋である。母屋の部屋は、さすがに狭い、、、。

 それなりのフルセット?的「お雛さま」をひな壇に飾るとなると、今どきのマンションの一室は、「お雛さま」のワンセットにより、完全に占領される。
 
 江戸時代も、それと変わりなかったのか? なぜならば、(たぶん当時でもの)これは高級雛壇?高級お雛さまセットに違いなく、これだけ母屋のスペースを割かねば、これだけの雛壇はセッティングできないのである。

 なんだか、いくら考えても「よくわからないこと」が、よくわかってくる。

資料館パンフ01

<添付画像>:鑑賞当日に購入した「雛めぐり」パスポートと、資料館のパンフ画像、、


 「・・・?」

 かくして、そろそろ1ヶ月前にならんとする「みやじま雛めぐり」の回想記、レヴュー記事を書とめて於きたくなった。

 そして、今しばらく連載したい・・・


 <・続く・・>


 (投稿:執事のトーマス)

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   -----------------------------------------------------------------

<添付資料>宮島に現存する「商家」のこと・・

代表的な民家のつくりと保存民家の母屋
宮島の古い町家は、間口が狭く奥行が深いのが特徴です。大戸から入るとずっと奥まで「通り庭」になっており、それに沿ってミセ(表の間)オウエ(中の間)ザシキ(奥の間)と続きます。オウエ(オイエともいわれます)には天井がなく、戸棚の上には神棚が祀られています。
現在、民俗資料館として利用されている旧江上家の母屋は一部補修されているものの、1800年代前半に建てられた宮島の商家建築の佇まいをそのまま残しています。茶室は改修に際して造られたもので、押入が取り払われ6畳の間としています。箱段(箱階段)は宮島では珍しく他家では見られません。また、庭に沿って造られた渡り廊下の外側には、明治時代中頃までは多く見られた出格子のある家並みを再現しています。


(以上、宮島観光協会HPより引用転載する・・



「NPO宮島ネットワーク」!本日、入会する・・

 我国の古き時代から、日本三景の一つとして認知されている安芸の宮島は、いまや「世界遺産」として広く世界に知れ渡っていること、ご承知の通りです。
 にもかかわらず、自分にとっては余りにも身近に在り過ぎて、結果的には何もわかっていない不可解な瀬戸内海の島のひとつ?
 精神的には、かなり遠距離に位置する島?よく理解できていない不思議な場所! 情緒的には、なぜか空白の一区画!? すなわち、自分にとっての宮島とは、近くて遠い存在の一区画なのでした。 そして4~5年前、ふとしたことから、そんな宮島の「歴史と伝統」に興味を持ちはじめました。
 今に残る瀬戸内海の島々を廻る「史実」と「伝統文化」を探訪し「書物と画像」に書きしるし記録し、残して於きたくなったのは、かれこれ数年前にさかのぼる、、、。
 歴史や伝統文化の探訪とは、すなわち自分自身の目と耳と足を使って情報収集する実体験の積み重ねである。言い換えれば、現場での「フィールドワーク」に他ならないか。 しかし、やみくもに歩き回れば、時間の浪費も甚だしく、地元出身者と直結するパイプはないものか。 等と、思案していました。 そんな時、幸いにも「地元出身の学友HM氏」に再会する。聞けば何と、HM氏の弟君こそ「その道の専門家」であること判明したのは、わずか1ヶ月前でした。 

 あれから約一ヶ月経過した本日、自ら望んで「NPO宮島ネットワーク」に正会員として入会しました。

 つまり、宮島探訪フィールドワークの実行に、一歩足を踏み入れたのです。 正会員として、一体全体、何ができるのか? よく解りません。 当NPOの活動目的の中、自分の出来る事とできない事、興味の持てる事と持てない事、種々雑多あります。 結論的には、自分のフィールドワークの一環に適ったものしか興味持てず、興味の持てない活動には参加出来ないでしょう。

 私自身、ボランティア活動は好きではありません。

 (日本流)ボランティアこそ、偽善的行為の冴えたるもの、と、解釈しています。 偽善者にはなりたくないけれど、本来的な為善者には敬意を表します。 この組織に加わった以上、自然体で行なう自分の意志を以って為した行為から、「第三者の幸せと利益」に繋がるものであれば、結果、それで良しと考えています。 あくまでも自分自身の立ち居振る舞いは、自然体であり続けたいと願っています。
 


 (投稿:執事のトーマス)


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<追記>:「メモランダム」として、以下、「総則」と「目的及び事業」を抜粋し掲載します。


---------------------------------------------------------------


    『特定非営利活動法人宮島ネットワーク』  
            定 款

第1章 総 則

(名称)
第1条 この法人は、特定非営利活動法人宮島ネットワークと称する。 略称はNPO宮島ネットワー
 クという。以下「本会」という。

(事務所)
第2条 本会は、主たる事務所を、広島県廿日市市宮島町に置く。
2 本会は、前項のほか、従たる事務所を置くことができるものとする。


第2章 目的及び事業

(目的)
第3条 本会は、宮島の自然的・歴史的・文化的な環境を永続的に保護・継承しながら、島内外の人々や団体等との連携を図って、現地学習や島内探勝、情報収集・提供、広域宣伝や広域連携、地域資源を活かした特産品開発、まちづくり事業等を行うことによって、地域の保全と活性化を図ることを目的とする。

(特定非営利活動の種類)
第4条 本会は、前条の目的を達成するため、主として次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
(1)社会教育の推進を図る活動
(2)子どもの健全育成を図る活動
(3)経済活動の活性化を図る活動
(4)まちづくりの推進を図る活動
(5)科学技術の振興を図る活動
(6)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
(7)環境の保全を図る活動
(8)情報化社会の発展を図る活動
(9)国際協力の活動
(10)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

(事業)
第5条 本会は、第3条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)特定非営利活動に係る事業
 ア 宮島の自然保護や環境の保全、資源の保護・活用等を学習する講習会・研究会・観察会等の開催や共催
 イ 宮島の自然・歴史文化を活かす教材等の作成、印刷・出版、及び指導者の育成を行う事業
 ウ 宮島の環境と地域振興との調和を図り、リサイクルの島づくり等を行うための調査・研究・企画及び情報の収集・発信事業
 エ 宮島の農林水産資源等の活用と特産品開発・企画・発掘・宣伝及び販売を行う事業
 オ 宮島への国内外からの観光集客のための総合的・具体的な観光企画商品の開発と広報宣伝事業
 カ 江田島や広島及び周辺の島々を結び、連携する観光事業や運航事業
 キ 宮島内で活動する市民団体等の活動の支援事業
 ク 宮島のまちづくりや地域振興を図るための事業
 ケ 宮島の歴史文化を活かす施設の計画作成や実現に向けた事業
 コ 本会の事業に関する必要なプログラムの開発や活動のネットワーク化、各種広報宣伝、情報収集・提供及び連絡調整を行う事業
 サ 行政及び企業・各種団体に対する提言・請願・陳情及び協働事業
 シ その他、本会の目的達成のため必要な事業

(2)その他の事業
 ア 物品の販売を行う事業 
 イ 公共施設の管理運営及び公的な事業等の受託事業

2 前項第2号に掲げる事業は、同項第1号に掲げる事業に支障がない限り行うものとし、その収益は同項第1号に掲げる事業に充てるものとする。

    -------------------------------------------------------------

 以上、広島県に公示されている「同NPO・定款」からの抜粋です。

 今後、少しずつですが、「NPO宮島ネットワーク」の活動を紹介する記事も書いてみたいと思っています。


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すでに「バスカード」に?(大正時代風・れとろ電車)・・

バスカード070416a


 おおよそ、ひと月に約1枚ずつ、三千円と五千円のバスカードを購入する。

 今朝、数週間ぶりにバスカードを買った。 バス乗車中に運転士さんから購入したから、こちらからカードのデザインを指定していないにもかかわらず、何と、昨日・一昨日連載記事掲載した「大正時代」のレトロ電車をモデルにしたカードなのである。

 このレトロ電車、やはり横川~江波線を専門に運行しているらしい。

 なぜか?

 この前時代的「レトロ風ちびっ子電車」は、運転士と車掌の2名乗務員なくて、運行できない。 しかも、定員46人とされているけれど、乗客僅か20数人にて、必ずや、ぎゅうぎゅう詰の満員になるであろう。 定員46名とは、大正時代の日本人の体格にて計算された体積と重量を物差しに計算した「架空の数値」である! 21世紀の日本人を乗せるならば、いまいち計算基礎を変えてほしいなぁ~。
 元の元に戻って経営学的見地にのっとって考えれば、今日風市内電車と比べて運行営業効率は、悪いはず、、、。

 そう、この路線「江波~横川線」は(ラッシュ時を除いて?)慢性的に少ないから?

 根本的に違う!?

 そんなチマチマしたことを考えてはいけない。

 そうなのです! 銭金計算はもう宜しい。 もっと感覚的情緒的にモノゴトを捉えなくてはなりませんな。

 ならば、まず、こんな電車を走らせて、トータル的に市電会社の宣伝をしていると考えれば宜しいか、、、。

 例えば、例えば、
 不肖・トーマス同様、いい歳して「ガキの心」的な?レトロ趣味をお持ちの御仁は、他にも多数存在するのかどうか?


 ともあれ、このバスカードの撮影場所は、市電「江波線」の終点の場所、、、。

 江波山のサクラ満開状態! 春爛漫の佳き日に撮影している。 望遠レンズを使ったか?  Good!である。 すてきなアングルであるぞ! さすが、商業写真プロカメラマンの為せる業であるなぁ~・・・

 かくして本日、念のため画像に収め記事として掲載しておきたい・・・

 「・・・?」

 「まま、そうおっしゃらずに・・・」


 「・・・!?」

 「あらためて、バスカードでも蒐集しますかぁ~・・・」(自問自答です)

 「・・・!」

 またもやバカバカしい記事にて、失礼!



 (投稿:執事のトーマス)


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続・レトロ風味の「珍品市電」(2)

レトロ電車01


 前回掲載「レトロ風味?・・云々」記事の通り、乗る予定なくも、このレトロ電車に乗ってしまった、、。

つり革オリジナル


 ふと頭上を見上げれば、見かけぬ「ツリカワ」あり。 このツリカワ、これこそホンモノの皮のワッカが釣ってあるのです!

 この歳になってようやく「つり革」の意味が解った。

 現代では意味を成さぬ?不必要な「天窓」も、視界に入ってくるけれど、これ、果たして単なる飾りか?当時流行のデザインなのか? このあたりがよく解らなくなってくる。

 さらに車内を照らす複数の裸電球照明は、まるでシャンデリア風か?

つらつら眺めれば、いかにも古風ですなぁ~。

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レトロ電車・車内01


 上記画像をご覧頂きたい! 今流の市電と、この「レトロ電車」の大きな違いに、気付いた。

 ムム、、、。

 なぜ?

 運転手と車内の間に仕切りがあるのだか? そして、運転席と外部の仕切りは、これ?無いのである!
 つまり、西部劇に出てくる昔の駅馬車と同じか? つまり、馬車の御者は御者台にあり、駅馬車の乗客は「ワゴン」の中にいる。 それと同じ発想で、電車乗客は「車内」にいて、運転手は前面ガラス一枚のみにて仕切られた「外部」にいる発想か? クーラーのない時代は車内は暑いけれど、運転席も同じ。しかし夏場は我慢できても、冬の寒さは堪えるであろう。

市電運転席01

 レトロ電車は、ひとまず寺町の電停に止まり、数人の乗客は乗り込んできた。

 客室と運転席の間のドアが開く。 なんだか「電気仕掛け」になっているらしく、ドアの開け閉ては人力ではない。

 そう、なぜか運転台の右の大きな鉄のハンドルに視線は向く、、、。

 思い出した! この大きなハンドルは「ブレーキ」なのだ。 今どき交通量増えた時代、これを手動でぐるぐる回した折にはブレーキかかるまで時間かかり、全てが間に合わない。 車にぶつかってしまうか、人をひき殺してしまう? 万事、手遅れになるぞ。

運転台01

 安心した! どうやら「旧式ハンドルブレーキ」は飾りであって、使用していないようだ、、、。

 みれば、ちゃんと今どきの「空気圧ブレーキ」(これもいまや旧式か?)、装備されている!

 次の停留所は十日市か、、、。

 そろそろ下車しなければならん、、、。

 運転席(出口)近くに移送して、ふと壁に目をやるとなんだか証明書のようなものが掲げてあるではないか!

電車の車検証?

 見れば、

 この車輌は「平成17年」付けにて、電車の「車検証(証明証)」らしきもの明記されている。

 降りる時に「運転手さん」に聞いた。。。

 A)このモデルは大正時代である!・・だと、
 B)しかし、製造されたのは僅か数年前!とのこと?・・だと、
 C)つまり、最新型のレトロモデルだと、、、。

 ・・・恐れ入りました。


さて、

 古いものは昭和初期のものも現存するか?

 数年前に「聞き及んだ」事柄として、被爆した当時の電車も、いまだに現役で走っているとか・・・

 なぜか強く印象にあるのは、「あらしやま」と称する京都市内を走っていた電車。 これは京都の市電廃止により、広島に運ばれ現役として今尚走っているのであると聞く。
 広島の市電会社に引き取らた老齢電車をして、今も尚「市民の足」であり、国産市電に加わってドイツから輸入した欧羅巴スタイルの3両連結電車等々、異なる年齢(電車の年)や、異なる国から異なる都市の出身地から集められた各種市電の走る「わが町・広島」なのだ。

 結局「土橋の電停」迄「このレトロ電車」乗ってしまった・・・

今の市電01

 かくして、江波から広島駅方面に向う「今風の電車」に乗り換え、八丁堀に向う。



 「・・・!?」

 
 いい歳してガキの心に立ち戻り、「レトロ電車」に乗って楽しんだ、、、。

 その間、おおよそ30分!?  

 よく晴れた週末のひと時、先週土曜日の昼下がり、目的なしの「遊びの時間」!?

 以上、ご報告いたします・・・



 (投稿:執事のトーマス)



  <・完・・>


       
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 投稿済み関連記事レトロ風味「第一回掲載」は、こちらから入れます。


 PS(4月17日付、追記): 連載を終えたつもり! でも、また関連記事書いてしまいました。(こちらから入れます・・


レトロ風味の「珍品市車」?(1)

95%市内電車001

<添付画像>:広島市電のレトロ的珍品電車・・
撮影日時:平成19年4月14日(土)午前11時半頃
撮影場所:広島市横川駅前広場・市電発着ホームにて・・



 見ましたよ・・・

 レトロな電車を・・・

 いや、

 どうって事はないのです。

 ある晴れた日の朝、横川駅に鎮座まします「レトロ・バス」を見たくなって、わざわざ横川駅に出向いたところ、ちょうど「横川駅~江波」を往復する市電にめぐりあったのです。

 おもわずデジカメのシャッターを切ったのであります。

 なんてことない!

 デジカメのシャッターを切った瞬間から完全に、瞬時にして「ガキの心」にタイムスリップしてしまったのです、、、。

 よく晴れた日の週末、午後の1時から始まる某ミーティングに出席する予定にて、
 「その前に横川駅ターミナル広場の、レトロバスを見ておこう!」
等と、もともと物見遊山的気分の週末、、。 早めに横川駅に着いたのです。

 レトロ電車をみたとたん、「がきの心」丸出し!

 「午後1時までにはまだ時間あるぞ。よし!この電車に乗ってみよう・・・」

 かくして、発車寸前のレトロ電車に飛び乗ったのであります・・・ 

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95% 市内電車02

 思っていた以上に、何とも狭い電車内、、、。

 な、なんと、

 今どき、ワンマンカー運行の時代に珍しき車掌さんも乗車しておられるぞよ!

 かいがいしくも乗客の乗車券の検札? 両替? などなど、人件費の高いこの21世紀初頭に於いてして、いかにも仕事モドキの動きをなさっておられるから、面白い。 これは「見世物電車」に相違ない!と、あらためて気付きつつ、いかにもレトロ的風情を楽しみながら、「ガキの心」はさらに膨らみ大きくなり、あろうことか、今まで一度も試みた事もない「市電内の撮影」に挑戦か、、、。

 「・・・?」

 そりゃそうでしょう・・・

 いかにも知恵遅れ的な「中年不良的愚行」である事、乗客の方々は既に、不肖トーマスの行為を馬鹿メられておられる事か、、、。 一日明けた本日、あらためて恥じつつ赤面している最中です。

 おっと、たいへん申し訳ないです。

 「・・・?」

 「いや、なに、各種広島市民を写し込んでしまって、、 肖像権違反を唱える御仁? いらっしゃいましたら、どうかお許し下さいまし・・・」

 「・・・?!」

 「ハハ・・・! 恐縮です!」

 仰せのとおりでして、あろうことか、我がデジカメの方向を向いておられるスーツ姿の若者のご尊顔を写し込んでしまいました。

 どうかお許し下さい。

 ま、しかし、その、週末にもかかわらず、真面目にお仕事をなさっておられる姿であろうと解釈し、御社の上司の方々には「好ましくご理解」を頂けるものとして、ご了解下されば幸いです。


 (投稿:不肖トーマス)

 <この記事、少しばかり連載します。次回をお楽しみに・・・>     


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「夕闇に包まれる大鳥居 」:宮島大鳥居100景 (第4回)

弥山と大鳥居 01

<画像>:宮島の大鳥居
撮影日時:2007/04/03 about 06:15p.m.,,
天候:晴天

 
 先回投稿の「夕日と大鳥居」の逆光線画像を撮影し終えた後、いよいよフェリ-に乗船し、出航後約3~5分経過して撮影した「宮島の遠景」、、、。

 これは、宮島に渡るたびに、幾度も見慣れている風景であり、全国津々浦々に居住する普通の日本人ならば、一目で判断できるはず。すなわち、日本三景一つ「厳島」の風景である。と、判別可能でしょう。

 しかし、この画像は「日没後」に撮影したもの、、、。

 刻々と迫る夕闇と競争しながら、性能悪しきズームの望遠(たぶん90mm相当の画角でしょう)を駆使しつつ、これまた慌てて撮影した「駄作」であるから掲載するには恥ずかし過ぎるけれど、実は意図あって敢えて本日記事掲載に及ぶ、、、。

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弥山と大鳥居02

 この画像は、最初の画像のシャッターを切り終え、わずか1分足らずにて撮影したもの、、、。
 
 船の進行方向は、乗船客に「大鳥居を良く見せたい」との目的にて、少し曲がりくねって運行しているらしい。

 こちら、さらに性能悪しきズームレンズの望遠を強化し(135mm相当か? )、敢えて撮影に挑んだ。

 これだけ見慣れている「大鳥居と宮島」の風景を撮影しようという意欲を駆り立てられてしまったのは、何故か、、、。 撮影当時の気分を今になって思い出せば、おそらく、かなり夕闇迫ったこの時間帯に、まして帰路のフェリーから宮島を遠望した経験を持たないからであろう。

 しかし、撮影結果としての画像を見て、少し驚いている。

 2枚の画像を比較し、あらたに解った、、、。

 狭い島内に立隣する峰々の中、「最高峰」は、たしか弥山である。

 標高にして僅か、535メートル。

 決して高い山ではないけれど、なぜか無意識に、いつも、毎回、神々しく深遠な情感に包まれつつ弥山を眺めていたことに、あらためて気がついた。

 今になって、自分で撮影した弥山と厳島神社大鳥居の「風景」を、大切に残しておきたくなった。

 なぜなのか? その理由は、、、

 つまり、必ず視界に入る大鳥居と山々を、今日の今日まで、じっくりと眺めた経験のない事、これでよく分かった、。
 
 そして、たとえ駄作であろうとも、ブログ記事として掲載し、あらためて「Cafe&Magazine旅遊亭」の読者諸兄姉に、胸を張って「公開」したくなった。

 なんだか自分でも、不思議な心境なのです・・・・


 「・・・?」

 「え?なんですって?」

 「・・・!?」

 「いや、お恥ずかしい、、、。いまだに弥山に登ったこと無いのでして、、、」

 「・・・!」

 「ハイ! 分かりました。 よき日を選び、必ずや、今年の梅雨までには山頂まで上り、遠く四国連山まで見渡したい所存です・・・」

 そうなのです。 過去一度も、弥山に登ったことなく、登頂する気分にもなりませんでした。 かくなる記事をしたためた以上、一度是非、弥山の頂上に立った「気分」のご報告! 投稿します事、お約束しますです・・・

 

 (投稿:執事のトーマス)


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宮島大鳥居100景 (第3回) :「夕日の大鳥居」・・

宮島大鳥居070413a

<画像>:宮島の大鳥居
撮影日時:2007/04/03 about 05:15p.m.,,
天候:晴天



 4月上旬のこと、「よく晴れた午後」・・

 夕刻、5時過ぎ、、、。

 この時期、西北西からの海風は未だ冷たい。

 「みやじまの大鳥居」を舞台役者に喩えるなら、大自然を舞台に演出され演技する大鳥居、、。

 干潟に映し出された『巨大な陰影』に驚嘆しつつ、足早に、宮島のフェリーターミナルに向った・・・




 (畏れ多くもお天道様と厳島神社大鳥居を同時に写し込む不肖トーマスの荒業?! 神をも畏れぬ奴素人写真の所業?  ご理解ご納得される方も、一笑せられる方も、どうぞ下記「ランキングバーBlogRanking」をクリック頂き、日本全国ブログ愛好者諸兄姉のご批判ご賛同その他諸々諸情勢を、とくとご確認いただきたい!)≒ BlogRanking!?


PS:
 シリーズ・宮島大鳥居「100景」の第2回記事にて掲載した画像より、数分後に撮影したもの、、、。是非、観比べていただきたい、、。

ぎゃらりい宮郷 [3/5] (回想記・第7回みやじま雛めぐり)・・

070410c


 『第7回みやじま雛めぐり』展示会場となっている「ぎゃらりい宮郷」には、雛壇の合間に「武者人形」も展示されている、、、。


<そのー1>

 こんなに立派な鎧を纏った「武者人形」の一団を見たのは初めてである。

 一見、戦の陣構えか? 武者の表情は、晴れやかにて快活。 何処から如何見ても、野戦戦場の第一線に陣取って、すわ、戦(いくさ)に対峙する!? とてもそのような表情にはみえない。 「鎧」を羽織るものの「兜」は付けていない。

 画像左手前にいる弓を携えた武者は、お供の家来であるか? すでに酒でも飲んでいるのか? 上方?つまり空の彼方を見つめ、なぜか陽気に浮かれている。 空中目掛けて放った「矢」は、鴨でも射抜き落としたか?

 この様子はたぶん(不肖・トーマスにして、日本伝統文化に対する無知無学なる得手勝手なる判断にて)、高い位にある「お殿様の狩の風景」であろうと思考するけれど、如何?・・・ 

 狩とは関係ないであろうと見える「右手前の郎党」ども2名は、今流に云う「弾き語り」はたまた「流しのバンド」に付随するプロの「踊り手」か? ひな祭りの雛段にも現われ出でる「五人囃子」の、笛や鼓を奏でる昔のバンドマンに付き従い、宴会を盛り上げる「踊り手」か? はたまた宴の席で酒を飲みご馳走を食らい、殿さまの許しを得て、興に乗った即興の舞いを始めた、酔っぱらいの家来どもか、、、。


(丁々発止!? 武者人形の表情と立ち居振る舞いの描写に感動された方、はたまた昔の人形職人の技、見事な表現力に心動かされた方は、どうぞ下記のランキングバーをクリック頂きたい!)
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<そのー2>

 さて、

違った角度からあらためて、気になる「お雛さま」に目を移す。

屏風絵巻070412a

よく眼を凝らしていただきたい・・・

 不肖・トーマスの「第一の驚き」は、雛人形の衣装である。 なぜか手編みのニット風?なる装い? すなわち、今まで見かけたことのない「雛人形衣装」ではないか!

 「・・・?」
    (反省の一つ!・・「ぎゃらりい宮郷」のオーナーにお聞きすればよかった・・・)

 それにもまして、驚いたのは「お雛様の背後」の屏風なのだ、、、。

 通常、ひな壇の一番上の段の背景になるは、せいぜい「金屏風」であるけれど、かくなる屏風は「某時代絵巻」の屏風になっているではないか、、、。

 「・・・!?!」

 「残念ながら、見落とした・・・」
  (時代絵巻の細部に視線を移し、ゆるりと時間をかけ、絵巻に描かれた絵画の鑑賞をすべきであった・・・)

 金屏風でない事は分かっていたけれど、しかし、こうまで微細に潜んでいる絵画には、とても気が付かなかった。 今こうして、画像の「画面」を視て、初めて気が付いたのであります。

 そうです。 撮影している時は無我夢中。 撮影に気分は集中! 舞い上がっているから思考判断力なく、屏風の絵の細部にまで「視神経」は行き届かなかった、、、。

 そうだ、、、
 来年の「第8回みやじま雛めぐり」も、ぜひ参加したい気分になった、、、。

 もう一度、同じお雛さまを観たい。 

 金屏風ならぬ、「絵巻屏風」に描かれた『時代絵巻』を、とくと鑑賞したい・・・・


 (投稿:執事のトーマス) 

 <・続く・・>



(先回掲載関連記事は、こちらからご参照いただけます)


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みやじま「歴史民族資料館」から遠望すれば・・

桃林を望む

<添付画像>:みやじま「歴史民族資料館」2F展示室回廊より、桃林方面を遠望する。
撮影日時:平成19年4月3日午後4時半過ぎ
天候:午後から快晴


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「歴史民族資料館」から、真南方向にあたる桃林地区方面を撮影する。

 撮影したこの位置は、歴史民族資料館の土蔵所である。元商家の倉庫(土蔵)は今尚残り、現在は2階建ての資料展示館として開放されている。

 画像右の屋根は、母屋から土蔵に繋がる通路の屋根であり、中庭を取り囲むように通路と土塀と格子戸を設(しつら)えてあるカタチは、まるで市井の城郭にも思える。

 こうしてみると、厳島神社の東側の街並みの方こそ古き時代の商家の面影をより多く残していると思える。



 (投稿:執事のトーマス)

 
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